國松滋生さんを偲ぶ会
昨年12月25日75歳で逝去された國松滋生先輩(60期、空手道部OB、探検部監督、母校学生主事など)の偲ぶ会が3月8日、文京キャンパスC201教室で行われた。
出席者は300人を超え、教室は満員となった。河田昌一郎氏(67期、拓大一高校長)の司会で開式、黙とう、校歌斉唱の後、まず発起人代表の後藤常雄氏(60期、応援団)があいさつ。「愛する拓大に奉職し、人から愛された価値ある人生だった」と述べた。次に國松さんの思い出として学友会赤澤会長が「國松さんは同郷(愛媛県)で、酒を飲むといつも『自分は後輩だが地元の石高は上』と言った」という思い出を語った。拓大福田理事長も「國松先輩に熱心に勧誘され学生主事になり、学生部の新体制作りに取り組んだ。佐藤先生は『地位も名誉も求めず学生のために頑張っていたのは國松さんだけだった』と評価していた」と当時を振り返った。
教室内のスクリーンに、國松先輩の学生時代からの数々の写真がスライド上映された。さらに宇和島南高校時代の友人柴田庄司氏、探検部OB代表古木謙三氏(67期)もそれぞれの思い出を語った。弔電披露のあと、遺族代表として長男の國松太郎氏があいさつし、献花に移った。参列者はそれぞれ直会を開いて、故人を偲んだようである。(S)