井上順八先輩、エクアドルの大褒章を受章

   2014/03/13

井上順八先輩、エクアドルの大褒章を受章

前エクアドル支部長の井上順八先輩から叙勲の報告が来ました。喜ばしい事でお祝い申し上げます。

桐井

井上です。マンタを留守にし連絡が遅れました。エクアドル滞在もあと少しになりました。

一昨日日本大使にお会いし叙勲の報告を致しました。日本人がこの種の勲章を貰うことは初めてであり、大使館の広報にも載せたいと云っておられました。

3年ほど前に「井上に勲章」との運動がマンタで起こり、市長はじめ知事、赤十字、消防、漁民、商工会議所、サンホセのおばさんたちが署名活動を始めました。約300人ほどの署名が集まり、政府に嘆願書が出されたようです。政府もよく調べたようで、今回の叙勲になったようです。

輸出産業の育成により、水産業での漁民の生活向上、産業競争力、近代化など目覚しい発展に寄与した。またタグア製品の開発に顕著な活動があった。長年のマンタ市民への奉仕活動は多くの人たちの賞賛を得ている。以上のようなことが評価されたようです。民間人が受賞する最も位の高い勲章だそうです。日本の大使も驚かれておられました。

昨年マンタ市市制60周年の記念行事の際、2度目の市民功労賞(名誉市民)を頂きありがたいと思っておりましたが、今回の「ビセンテ・ロカフエルテ大褒章」にて、矢部貞治先生から教わった「真面目に努力すれば報われる」「大きく生きる」が少しでも実践出来たかな、との思いです。感謝、感謝です。

“JUMPACHI INOUE HIJO DEL SOL NACIENTE HALBA DEL VALORES”は、3年ほど前から当地の大学の先生に井上の生い立ちなどを話していましたが、井上の履歴書的な日本人の価値観を書いたスペイン語での本です。出版社が500冊ほど印刷し$20で販売を始めました。当地の話題になってます。受賞時の写真後で送ります。新聞の報道もこの後送ります。

マンタにて 井上順八