栃木県の地域研修で感動したこと~留学生地域研修感想文(栃木班その1)~

   2018/11/08

平成25年度留学生地域研修(栃木)①

国際ビジネス学科2年 カシュル メフメット アヌル(トルコ)

今年は拓殖大学の地域研修会ということではじめて栃木県に行って来ました。

栃木県に行くのははじめてで、東京から遠いところと思っていましたが、新幹線で東京駅から50分で宇都宮駅に着きました。それで4人の仲間とちょっと驚きました。栃木県は東京からこんなに近い距離とは思わなかったです。正直いうと家から東京駅まではもっと時間がかかりました。

宇都宮駅で先輩たちと会った後、まずは大塚雅斗先輩の経営している幼稚園に見学に行きました。先輩は幼稚園のいろいろな説明をしながら案内をしてくれました。幼稚園で一番感動したのは子供の幸せ、教育など子供を優先して経営することでした。残念ながら自国では、幼稚園の経営者は幼稚園を普通の会社と同じようなものと考え、経済的なことを優先して経営し、子供の教育は先生たちにまかせています。先輩の幼稚園のような、子供を一番大事にしながら経営するスピリットを持っている幼稚園はまだそれほどありません。

幼稚園の見学の後は栃木県庁にいきました。栃木県庁の15階までのぼって宇都宮市のきれいな景色を見ながら漆原先輩の案内を聞きました。漆原先輩の経営している店で昼ごはん食べた後日光東照宮にいきました。豊かな自然がある日光で先輩たちの案内を聞きながらいろいろな神社やお寺を見学しました。特に日光東照宮五重塔が一番印象に残った建物でした。そこで感動したのは、東京スカイツリーは昔の五重塔の技術やデサインを現在の技術と合わせて建てられたということでした。東京から日光、今と昔の日本の繋がりを強く感じました。夜は先輩たちのお話や経験などを聞きながら皆で楽しく飲みました。

次の日は朝4時30分ごろ起き、宇都宮中央卸売市場に見学にいきました。いつもはテレビだけで見る市場の雰囲気を実際に経験したから非常に嬉かったです。大類均先輩と鈴木隆司先輩の案内で市場のこと詳しく知り、勉強になりました。昼には原厚先輩の会社に行き、実際の食品工場での生産を見学しました。昼ご飯の後原厚先輩は私たちに地域の案内をしてくれました。その後渡辺孝雄先輩の会社を見学しました。特に渡辺先輩の新しいビジネスプランやビジネスの考え方を聞き、非常に勉強になり、わたしももっと広く考えようと思いました。

最後に学友会栃木県支部総会に参加しました。100人ぐらいの集まりで先輩たちの強い繋がりを感じました。先輩たちのお話、意見、経験など聞き、非常に勉強になりました。この3日間の感想としては、先輩たちは卒業して何年たってもお互いに協力しながら繋がりを持ちつづけているということに一番感動しました。私もこれから卒業後先輩たちと同じ仲間になり、日本でもっと頑張りたいです。留学生の私たちにこういうきっかけを作ってくれた拓殖大学の先生たちと、3日間お世話になった学友会栃木県支部長大塚俊夫先輩と栃木県の先輩たち、本当にありがとうございます。