留学生大分研修に参加して~留学生地域研修感想文(大分班その3)~

   2018/11/08

平成25年度留学生地域研修(大分)③

電子システム工学科1年 ユン ピェ ピェ ウェイ(ミャンマー)

ミャンマーから参りましたユンピェピェウエイと申します。工学部電子システム学科で勉強しております。今年は1年生ですが、後3年間の大学時代を楽しみにしたいと思います。日本に留学して2年目になり、この間自分の生活費のためアルバイトしたり、勉強したりで忙しくて、旅行なんか考えることもなかったです。ちょうど、学部に入学した最初の夏休みに先生の推薦で地域研修にミャンマーの代表として参加させていただきました。とてもうれしかったです。

地域研修として大分県津久見市にある戸髙鉱業社に見学することになりました。会社の会長のお父さんが拓大を卒業した先輩で、その縁で毎年拓大の留学生4人を受け入れて見学させてくれているそうです。今年で18回目になるということです。

最初の日、どんな旅になるだろうと思って、緊張しながら羽田空港に向かいました。空港に着くと、先輩たちに挨拶していろいろ話をして仲良くなりました。そろそろ出発時間になって、飛行機で1時間半かけて大分空港に着きました。

大分空港まで迎えに来てくれた髙崎さんと加藤さんに4日間ずっとお世話になりました。2人とも非常に優しくて、大分は東京と全く違って、周りは山しか見えなくて、山に登る道を運転するのは大変そうでした。それなのに、疲れた顔も全然見せないで、いつも笑顔で、4日間私たちの担当をしてもらいました。

空港に着くと、私たちは昼ごはんを食べて、戸髙鉱業社まで2時間ぐらい車に乗りました。大分の豊かな自然の景色が目に入ってきました。東京と違う静かさを感じました。会社に着いて会長に挨拶しました。想像と違って、会長はとても優しい方でした。その後、会長、ロータリークラブの方々、戸髙鉱業社の皆様と一緒に飲み会に参加して、皆の前で自己紹介させていただきました。食事をしながら様々なことを話したり、聞いたり、皆と一緒に写真を撮て、とても楽しい時間でした。

2日目、8時に集合して、戸髙鉱山に向かいました。ゴム長靴とヘルメットをもって、うねうねする山道に頭もフラフラしましたが、やっと鉱山入口に着きました。会社案内DVDを見ていろいろな話を聞いた後、石灰石の運搬を見ました。運ばれる石灰石を立抗に投入します。街に粉塵を持ち出さないために車の洗浄装置があり、万全の生産管理体制を整えています。その後、津久見イルカ島に行きました。自然の海に多くのイルカたちが暮らしています。イルカたちのパフォーマンスを楽しんだり、イルカふれあい体験に挑戦したり、直接イルカに餌をあげたりすることができました。最後に扇子踊りに参加することができました。戸髙鉱業社の女性たちに浴衣を着せてもらって、踊りをできるだけ覚えて踊りました。その後、会長さんや皆と飲みながら話したり、自己紹介させてもらったりして1日が終わりました。

3日目は髙崎さんや加藤さんと一緒にくじゅう花公園、風連鍾乳洞、うみたまごに行きました。

私は今回の研修地域に参加して、本当に良かったと思います。日本の文化や鉱山のことがよく分かり、美しい景色を見て、いろいろなことを体験しました。大分の皆様の親切さを感じました。いつかまたお会いしたいと思っています。ありがとうございました。