54期会定例会
平成25年度54期会の定例会は、過る5月14日午後13時から母校に馴染みの深い茗渓会館において開催されました。
出席者は佐々木信男、荻原健一郎、鳥海茂太、政田司郎、保科瑞郎、窪倉陽子(代)、椎名茂、下越敏、中村栄弥、鈴木幸七、惣万茂夫の各氏であります。
私達、54期は卒業以来57年という歳月が流れ、80歳という高齢になり、出席者も年々と減少していくのも止むを得ない事かと一抹の寂しさを感じさせます。
恒例に従い、校歌斉唱と同期物故者に黙祷を捧げ、順序により議事に入り、事務局担当の惣万茂夫幹事から予算および決算報告がありました。さらに役員人事についての改正案の提案があり、会長交代の案件があり会長の佐々木信男君から本日をもって会長を退任したいとの申し出がありましたので、後任の人事案として椎名茂君に次期会長を引き受けて頂く事で、全員一致で採決されました。
前会長佐々木信男君は、平成19年度から6年間に及び当会の会長としてご指導賜りました。まことに有難く、厚く御礼を申し上げます。佐々木信男君は学生時代は空手道部に所属し、3号館の拓空塾におり活躍しました。一時期、衆議院議員薩摩雄次(20期)先輩の秘書を務め、卒業後は日本道路公団に勤務され、日本の高度経済成長の根幹をなす、高速道路の建設に多大な貢献をなされました。最近、若干の体調不良があり辞任されるということですが、これからも是非元気な顔を見せてください。
今般、新会長に就任した椎名茂君(山形県出身)は学生時代、ボクシング部に所属し、レギュラーとして数々の成績を残し活躍しました。現在は拓大ボクシング部OB会として後輩の育成の為、頑張っております。
この後、鳥海茂太君の音頭により懇親会に入りました。新会長椎名茂君から挨拶があり、特に拓大ボクシング部の現況、最近の活躍と飛躍の報告があり、昨年の関東リーグ戦の準優勝や国体出場においては野沢、藤田選手の準優勝や、全日本大学選手権大会には藤田大和選手、井上選手の大活躍について述べられました。さらに25年度の関東大学リーグ戦について5月から7月13日まで、後楽園ホールにおいて激闘が繰り広げられるということで、まだまだ期待の持てる優秀な後輩たちがおりますので、是非とも学友諸兄のご声援を賜りたいという事でした。
さらに出席者各位からも貴重なご意見が開陳され、現在拓大のスポーツはレスリング、ラグビーともに上げ潮に乗っております。是非OBとして、元気のある今のうちに応援しようという声が多かった。
閉会の時刻も迫り、残り少ない人生の「生きる力」ともなる恒例の1月2日、3日開催の「箱根大学駅伝」は、第90回という年に当たり、箱根駅伝に寄せる期待は悲壮なものがあります。
最後になりましたが、学友会本部から多大なご高配を賜りました事を、全員心より厚くお礼申し上げます。これからの母校拓大の前途に夢を託し、未来思考を忘れないで、また来年も元気に再会しようという事で閉会となりました。
(文責 鳥海)