株式会社戸髙鉱業社の見学記~留学生地域研修感想文(その4)~

   2018/11/08

平成23年度留学生地域研修④

国際学部国際学科 1年 グラツムチュク オクサナ(ウクライナ)

私は、2011年8月19日から22日まで、拓殖大学留学生地域研修プログラムに参加して大分県津久見市に本社がある株式会社戸髙鉱業社(代表取締役社長 戸高善之氏:資本金1億円)に企業見学に行った。会社の事業は、石灰石・硅石・ドロマイト等の採掘加工販売および生石灰製造販売である。その事業規模は年売上高約120億円(平成22年度)であり、従業員数は358人である。同社は胡麻柄鉱区(津久見市)と神野・八戸鉱区(臼杵市)の2鉱区を持ち、その可採鉱量は約20億トン(可採年数200年)であり、製造は大迫工場が担っており、地元との協調を最優先し、21世紀にふさわしい「人と環境に優しい鉱山」を目指している。

また、会社の企業理念は、「地域社会と共に ~天の恵みを人類(ひと)のめぐみへ~」であり、万全の公害防止施設を備え、地下に設置した選鉱設備、コンクリート壁でおおった長距離ベルトコンベア、防音・防塵壁で囲った港頭貯鉱場、散水車、トラック洗車場等を設置し、緑化事業を行い環境保護に努めている。日本は資源小国であるから、このような資源を有している企業の存在は重要であり、同時になによりも環境保護を重視している同社に対する期待は大きいであろう。

留学生である私の研修旅行は、たんに企業見学だけではなかった。九州への初めての旅は、同時に日本文化、特に九州の文化を知るための研修でもあった。戸髙鉱業の方々と夏祭りに参加し、町の大勢の人達と1時間以上踊ったのは楽しい思い出になった。

また、風連鍾乳洞で不断の滝、昇天洞、瑞雲の滝などを経て、竜宮城にたどり着く道のりは圧巻であった。生涯忘れることはないと思った。

さらに、くじゅう花公園の美しさは、予想をはるかに超えるものであった。記憶に留めるのは難しいので何枚も写真をとった。

九重「夢」大吊橋に行ったことも忘れることができない経験であった。長さ390m(日本一)、高さ173mの吊橋で標高777mから望む大パノラマから見る景色はまさに最高であった。

また、国宝の臼杵石仏も見学したが、これはヨーロッパで見ることができないタイプのものであり感銘を受けた。大分マリーンパレスに訪れたことは、この研修旅行を一層楽しいものにしてくれた。これらの経験をしている間、私は東京にもウクライナにも帰りたくないとさえ思った。

戸髙鉱業社の皆さん、ありがとうございました。