いろいろな人と出会い人間関係が広がりました~留学生地域研修感想文(その2)~
朴 仙伊(韓国) 商学部 経営学科 3年
大分の津久見市で戸髙鉱業(石灰石の鉱山)を経営する先輩が、留学生のために毎年ホームステイを行いますので行ってきました。ホームステイは今年が14回目で、夏休みの真最中8月21日から3泊4日の予定で行われました。韓国、中国、ベトナム、マレーシアからの留学生4人が、8月21日朝、羽田空港で集まりました。多国籍の4人が始めて会っても以前から知り合いのようにすぐ仲良くなりました。
そしていよいよ、羽田空港を出発して大分空港に着きました。空港には、本校を卒業した、戸髙鉱業に勤めている浅川先輩が迎いに来ました。浅川先輩は、4日間ハードなスケジュールの中でも耐えない笑顔でとても親切にしてくれました。戸髙鉱業には拓大を卒業した先輩の方々がたくさんいまして私たちを歓迎してくれました。過去ホームステイに参加した先輩もいました。今年は、ちょうど拓大学友会が100周年をむかえ過去ホームステイに参加していた留学生の先輩の方々と東京で集いが開かれるので、そこでまた人間関係が広がっていくのではないでしょうか。
ホームステイの一日目は、戸髙鉱業がある津久見市で会社を拝見しまして、戸髙鉱業の人々は皆が家族のように接していました。都会では考えられないでしょう。
二日目は、石灰石の鉱山を見学しに行きました。3,40年前から環境を配慮した採掘技術は驚くものでした。鉱山を見学した後、わたしたちは浴衣に着替えて、うまく出来るかという不安を抱えながら扇子踊り大会に参加しました。扇子踊りを見覚える頃には、大会は終わりました。私たちと戸髙鉱業のチームは参加賞をもらいました。楽しい一日でした。皆で伝統を大切にし、守り継ぐことにとても感動しました。
三日目は、いろいろなところを観光してから、日本で有名な温泉地、湯布院に行きました。そして、四日目、湯布院散策をしてから水族館にも行きました。楽しい時間も束の間に過ぎまして4日間のホームステイが終わりました。
今回のホームステイを通じて、たくさんの人々と出会うことができて、人間関係が広がり、いろいろなことを体験、見学することで一段と成長したと思います。今年の夏休みはとても有意義な夏休みでした。”私も将来成功したら韓国でホームステイを行うことが出来るように努めてみる”という願いを密かにもってみます。