東京中央支部総会報告
5月12日(火)夕刻、初夏の爽やかな風が薫る季節の中、拓殖大学文京キャンパスの大学院において、平成21年度の東京中央支部総会が開催された。東京中央支部の総会は毎年、代議員総会が開催される直前の時期に開催される。支部としての意見をまとめ、代議員である支部長に託するためである。
古くから「紅葉が丘」と呼ばれてきた文京キャンパスだが、まるで「青葉が丘」となったかのように、青葉が目に眩しい中での開催である。平日の夕方ということもあり、現役の学生諸君の姿をキャンパスのあちらこちらに見ることが出来、嬉しい限りでもある。懐かしい青春の日々を過ごした拓大に戻って来ることを楽しみにしている学友は多く、この日は総勢30余名が出席した。
まず開会に先立って、来賓でもある学友会副会長の井上功先輩(学63期)を支部長によって紹介され、祝辞を述べられた。つぎに議事として、事業報告及び会計報告が行われた。会計報告については会計担当の飯嶋鉄志先輩(学77期)が報告し、承認された。つぎに支部長の越川和雄先輩(学69期)より、挨拶を兼ねた事情説明と問題提起が行われた。母校に貢献するため、学友会はどうあるべきなのか、東京中央支部はどうあるべきなのかを問う訓示とも言える。続いて自由討議となり、出席した会員たちから活発な議論が展開された。最後に司会者が閉会を宣言し、長時間にわたる本年度の総会を終了した。炎のような熱い討議の中にも、和気あいあいの雰囲気に包まれた一時であった。
東京中央支部は「中央青年部」ともいうべき特異な存在といえる。所属する会員は東京都内に限らず全国各地におり、その年齢層も若い。また会費の支部一括納入は毎年のように首位もしくは上位にある。この遊撃的な機動力を活かして、今後も母校のため、学友会のため、力を尽くして行くことを誓い合った総会となった。
押忍
三澤 浩一