雄弁会が第19回拓殖大学総長杯争奪全日本学生雄弁大会を開催
雄弁会は11月29日(土)、12時30分より八王子キャンパス 麗澤会館90年記念ホールで第19回拓大総長杯争奪全日本学生雄弁大会を開催した。
開会式では藤渡辰信総長公務のため、高橋敏夫副学長よりご挨拶をいただいた。また、審査員である3名の先生(奥田進一 政経学部准教授、佐藤丙午 海外事情研究所教授、飛沢匡亮 雄弁会94期OB)が紹介された。
出場は本学を始め、國學院、中央、東京、明治、早稲田と6大学7弁士で、聴衆席にも本学学生はもちろんのこと各大学の応援の学生など、壇上同様全国の学生が結集した。
大会は初めに10分間弁士が弁論を述べた後、更に聴衆席の学生と10分間の質問・討論が開始される。各弁士が主張する演題は、教育問題・高齢者福祉・産婦人科での医師不足の問題など、近年の社会問題を中心としたものであった。討論では相手の論を崩す鋭い質疑と納得のいかないことに対する強烈な野次とで、討論中困惑の顔色を見せる弁士もいる程、活気ある議論が約4時間に渡り展開された。
受賞は優勝・総長杯を明治大学 高崎由布子弁士「演題:産声」が獲得した。本大会における女性弁士の優勝は2回目で、前回も明治大学であった。その他、優秀賞・学友会長杯を中央大学 古谷惇弁士「演題:子が親を選ぶ必要の無い世界」、優秀賞・後援会長杯を同じく中央大学 村松俊典弁士「演題:POISON」が獲得した。
最後の閉会の辞では雄弁会員より、来年度、第20回の記念大会を迎える意気込みが述べられた。来年度の盛大な大会が今から楽しみだ。
雄弁会OB:山田雄作 記