東京八王子キャンパスへ行き学んだこと(齋藤 大夢)

   2014/05/26

拓殖大学北海道短期大学
保育科 1年 齋藤 大夢

東京の拓殖大学へ交流生として行かせて頂き、貴重な経験ができたし、今までとは違う考え方ができるようになりました。まず、八王子キャンパスの広さと生徒数が1万人という規模の違いに驚きました。はじめに校内を案内して頂き、様々な教室や設備が整っておりこの学校なら自分がやりたいこと、学びたいことを思いきりやることができるのだろうなと感じました。そして学祭の規模も北海道の拓大とは違い、愛好会ごとにだしているオリジナリティー溢れる店がたくさんありました。中でもインドやアフリカ、マレーシアといった他国のものを売っている出店が多くあり、売り子の学生さんはその国のことについてとても詳しく、私が質問をすると色々なことを教えてくれてとても勉強になりました。また、北方領土の問題や発展途上国各国についての展示もとても本格的に取り組まれていて凄いと思いました。

夜に行われた交流会では学友会の拓大OB・OGの方達とお話をする機会がありました。初めて会った私達にたくさんのお話をしてくださいました。拓大の歴史について、人と人との出会いについて、北海道の拓大・そしてミュージカルに興味をもってくださっているということ。私達は知らないだけで多くの方が支援・応援をしてくださっていることを実感することができました。また、交流をしたゼミの学生さんの中に保育に関心を持っている方がいて八王子キャンパスには保育科はないのですが学校に子供を招き交流をしたと聞きました。大学生活は短い、その中でできることは何でも積極的に取り組もう。と考えさせられました。さらに拓大のミュージカルにとても興味を持っていて、2月の公演を見に来たいと言ってくれてとても嬉しく思いました。

今まで私は東京の拓大について興味を持っていなかったし、ましてや進学しようという考えは全くありませんでした。しかし今回交流生として足を運び見学し、たくさんの方のお話を聞くことで進学についてもう少し詳しく調べてみようかなという気持ちが芽生えました。こちらの生徒さんを見ていると、自分の興味をもったことにはとても貪欲に調べたり取り組んだりしているし、取り組める環境・設備が整っていることがうらやましくも思いました。私は北海道の拓大に入学したので保育士・幼稚園教諭への道しかないと自分の中で勝手に決めていたのだと思います。しかし、学生のうちにしかできないこと・学生のうちにしか学べないことはたくさんあるのではないか。もっと視野を広げたい・違う世界を見たいという考えを持つようになりました。

このような考え方ができるようになったのも交流生としてこちらの拓大を訪れたからです。他の生徒にはできない貴重な経験をしたのでこれからの学校生活では積極的にこの経験を生かして行きたいと思います。このような貴重な経験の場をつくってくださったことに感謝しています。本当にありがとうございました。