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一、荒鷲()ける満韓や
  椰子の花ちる南洋に
  血潮燃え立つ紅の
  旗かざさんとただ(しばし)
  図南(となん)の翼おし静め
  (いか)らふ茗荷の谷の蔭

二、見よ美はしき紅陵上
  濁る巷を外にして
  聳ゆる二つの寄宿寮
  そこに栄ある歴史あり
  桜(けが)れず花燃えて
  熱血の人ここに在り

三、さしも時代はよみがへり
  また新しき曙の
  (うしお)は東亜の地に寄せど
  いまだ栄華(えいが)の夢みつつ
  眠れる幾多の同胞を
  健児の意気に()まさばや

四、西穹窿をながむれば
  怪雲常に去りやらず
  豺狼(さいろう)あまた跋扈(ばっこ)して
  亡びの民に爪牙(きば)をとぐ
  ああ我()たずば東洋の
  この運命(さだめ)をいかにせん

五、()たずや二百の健児らよ
  男子(おのこ)の怒りここにあり
  正義の(こぶし)縦横(じゅうおう)
  妖雲(よううん)散らして常久(とこしえ)
  覇業(はぎょう)(もと)定むるは
  貴き我等の使命ぞや

六、ああ光栄の我等かな
  いでや我等が奮斗の
  部隊は近し血は躍る
  意気堂々天を()
  凱歌(がいか)の声も高らかに
  いざや(かけ)らん三千里

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