一、人は世の為国の為
     尽せアジアの朝ぼらけ
      そいつぁ拓大生 拓大生

二、二つないのが命なら
     捨てよ亜細亜の真中へ

三、道を歩けば西、東
     ゴビの砂漠を一人旅

四、酔うてあばれたこともある
     泣いて恋したこともある

五、いつの世までも変りゃせぬ
     紅葉が丘の(おぼろ)

六、娘ほれるな この俺に
     命知らずの子が出来る

七、泣いたあの娘が恋しけりや
     潮吹く鯨で気を晴らせ

八、やめよ男の泣き顔を
     やがて芽のでる時もくる

九、国を出る時や玉の肌
     いまじゃ槍きず刀きず

十、とても亜細亜の捨石に
     願うこの身は桜花

○ 終りとせ尾張名古屋は城でもつ
     天下の拓大押忍でもつ

(注、各節共最後に「そいつあ拓大生 拓大生」が入る)