HOME >  > 序文

草木すら時に悲歌(ひか)(たん)
(ああ) 熱血武侠の紅陵健児 などか憂国悲憤の歌なしとせん。
染りては散るもみぢの下蔭(したかげ) 美酒酌みては五丈原に(うそぶ)きし先人 ()れ その憂国武侠の魂は(ほとばし)りて此の歌となる。
移ろい行きし星霜と共に人亦去りて 今 此処興亜思想揺藍(ようらん)の地 紅葉ヶ丘に(こも)れる健児二千(ふたせん)
時に国を憂い亜細亜を想はば
紅陵の盟友(めいゆう)
風に(うそぶ)摩天林(まてんりん)の下
雲に雄叫(おたけ)麗沢湖(りたくこ)(ほとり)
(しこう)して()むべし
掬まん哉
先人が血潮の雄叫びを。

三十九期 佐野 篤四郎 作

Copyright (C) 2008 Takushoku Univ. Alumni Association All Rights Received