入替戦 立正に勝ち1部復帰

 

ラグビー立正大戦①

12月13日、熊谷ラグビー場

この試合に勝利しないと、今までの努力が水の泡となってしまう。

今年度の入れ替え戦は、熊谷ラグビー場で立正大学に挑みました。午前の快晴無風の天気とは打って変わって、強風が吹き体感温度が一気に下がったスタンドは、大学関係者やOB、ご父兄そして麗澤会体育局の学生のみなさんの熱気で寒さも吹き飛ぶほどでした。

試合は開始4分、左フランカー中嶋真吾(3年―東福岡)がトライ。拓大が先制し前評判どおりの圧勝かと思われました。しかし、大事な一戦で動きが硬くなったのか、その予想に反してシーソーゲームとなり、得点と失点を繰り返し、前半を終え19-15で折り返します。

後半も先に得点したのは拓大でした。後半13分、相手ゴール前スクラムから№8シオネ(1年―セントビーズ)が持ち込んでトライ。24-15と拓大が引き離しにかかります。この時間帯から本来のリズムを取り戻し、スクラムやブレイクダウンを優位に展開し、FWは格の違いを見せ付けます。相手も必死に食い下がりますが塩倉(3年―湘南工科大附)のトライとパトリック(4年―セントトーマス)のPGで後半34分には12点差とします。その後、時間は経過し、ロスタイムに入り勝利がほぼ確定したところで相手に得点を許しましたが、ここで試合終了。

34-29で見事1部に返り咲きました。

今季は春季リーグ戦とリーグ戦、入れ替え戦と全勝負けなしの快進撃で終わりました。来季は、高いレベルの相手との対戦が待っており、苦戦を強いられることとなるでしょうが、選手たちはより一層練習に打ち込んでくれるものと期待をしております。

学友会の皆様方には、引き続きラグビー部への応援を賜わりますようお願い申し上げます。

最後になりますが、寒い中応援に来てくださった皆様方に厚く御礼申し上げます。

写真は、紺色のジャージが拓大です。

学友会監事・ラグビー部OB 村松芳弘(84期)
写真提供 ラグビー部GM 松浦真吾(83期)

ラグビー立正大戦②ラグビー立正大戦③ラグビー立正大戦④ラグビー立正大戦⑤ラグビー立正大戦⑥