一、花が一夜に散る如く 俺も散りたや旗風に
どうせ一度は捨てる身を 名こそ惜めや男子なら
ニ、裸一貫国の為 荒海起えて来たものを
雨の波止場で誰が引く 胡弓の音が身に泌みる
三、胸にピストル向けらりょと 退いてはならぬ一足も
男とる道只一つ 仰げ東の茜空
四、男涙は見せないが 意気と意気とが触れて泣く
挙げる盃交す目に 熱き男子の血が通ふ
一、花が一夜に散る如く 俺も散りたや旗風に
どうせ一度は捨てる身を 名こそ惜めや男子なら
ニ、裸一貫国の為 荒海起えて来たものを
雨の波止場で誰が引く 胡弓の音が身に泌みる
三、胸にピストル向けらりょと 退いてはならぬ一足も
男とる道只一つ 仰げ東の茜空
四、男涙は見せないが 意気と意気とが触れて泣く
挙げる盃交す目に 熱き男子の血が通ふ