最終の第41回拓大ミュージカル観劇と学生交流会に参加して

 

公演の様子

北海道短期大(深川市)の「拓大ミュージカル」が開催され、今回の第41回公演を最後に40年の歴史に幕を下ろしました。ファイナル公演は、10年ぶりに新作が上演されました。2020年3月に退職された名誉教授の土門裕之先生が脚本や音楽を担当し、ピアノを弾きながら学生らを指導されました。また、土門先生の退職後を引き継がれた山田克巳先生(2024年退職)もアシスタントで加わり、演技や歌唱など熱心な指導をされたそうです。土門先生と山田先生は幼児音楽教育が専門で、土門先生は1984年に短大教員になった際に保育士を目指す学生の表現力や創造力を養えないかと翌年にミュージカルを始め、舞台づくりに明け暮れ、脚本や音楽は自ら手がけ、出演する学生に合った歌を作曲してきました。

今回2日間にわたって行われた公演は両日とも満員で、地域の人たちを感動させる恒例イベントの最後を飾りました。実行委員長で「のぞみ」を演じた2年の柿崎萌さん(20)は、保育園児の時に公演を見てファンになり、「自分も出たい」と北短に入学。「『夢を捨てないで』というメッセージを観客に伝えられるように演じきった」とのことで、最後はキャスト、スタッフの涙と笑顔、そして観客からの惜しみない拍手で40年の歴史に幕を閉じました。

15日の初日公演後には、東京から来道された本校の学生と北短の学生、そして道内在住の学友会員と短大職員の皆様も加わった「学生交流会懇親会」が賑やかに開催されました。

旭川支部幹事長 大沼基行(学部86期)

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