第28回美濃和紙あかりアート展で「あかりアート賞」「ライトアップ賞」など受賞
今年も、岐阜県美濃市で開催中の「第28回美濃和紙あかりアート展」に、デザイン学科生活デザインコースの3年生があかりアート作品を出展しました。
このイベントは1300年の伝統を誇る美濃和紙の持ち味を生かし、あかりを用いたオブジェで町並みにあかりをともすというものです。 「うだつの上がる町並み」として有名な美濃市の伝統的建造物群保存地区で毎年行なわれているイベントで、多くの人々に親しまれています。
出展した作品は、前岐阜県美術館館長の古川秀昭氏、和紙アートディレクターの堀木エリ子氏、アーティストの日比野克彦氏、高橋理子氏、愛知県立芸術大学教授の柴崎幸次氏という著名な審査員によって審査が行なわれました。
その結果、守屋美紀さん’デザイン学科生活デザインコース3年)の作品「ゆらぎ」が、最高賞に次ぐ「あかりアート賞」に、橋本夢さん(同)の作品「情」が「ライトアップ賞(柴崎幸次賞)」に選ばれました。さらに、勝木富之さんの「層々」齊藤花怜さんの「吹」中村伊吹さんの「燃ゆる」甲斐湧大さんの「三盃」の4点も「入選」となりました。また、中里柚菜さんの「鳳凰」と中野恵さんの「頁をめくる」は「あかりの町並み美濃」の展示作品に選定され、美濃市の買い上げとなりました。これらの作品は、美濃和紙あかりアート展終了後も、各地で開催されるイベントなどで展示される予定です。
新型コロナウイルス感染症が依然としてともにある状況の中、多くのみなさんのご尽力で開催された美濃和紙あかりアート展。今年は次の通り実施されています。拓殖大学の学生作品はNo.52~No.77です。あかりアート賞の守屋さんの作品は吉田工房に展示されています。
詳細は、美濃和紙あかりアート展WEBサイトでご確認ください。
開催地:岐阜県美濃市うだつの上がる町並み一帯
所在地:〒501-3726 美濃市加治屋町
開催期間:2021年10月10日(日)~10月23日(土)
点灯時間:17:00~21:00
※美濃和紙あかりアート展WEBサイト内で、Webあかりアート展も開催中です。
工学部教授 白石照美