茨城県支部鹿行地区懇親会
6月15日、茨城県支部鹿行地区懇親会は、予科練平和記念館見学からスタート。沢山の写真と映像と資料に生まれていなかったその時代に踏み込んだ気になって、胸から背中にずっしりと息苦しいほど重苦しいものが宿った感じがしました。
予科練平和記念館見学の後、予科練跡地へ。跡地は現在自衛隊。その一角も展示場。沢山の方の肉筆の遺書を拝見。一人一人の肉親に対して綴った遺書に胸がとても重くなりました。私が普通に結婚して子供がいたら、親の世代になっています。先人に対する思い、当時の予科練生の親への思い、色々な気持ちがずしっと響きました。争いのない世界への不退転の争うより強い努力が現世の人間に課せられた使命でもあり永遠のテーマであるような気がしました。
予科練跡見学の後に土浦の台湾楼。ここは県支部幹事長の先輩の行き付けの店。2,000円フルコースの格安大サービス飲み放題(といっても皆さんホドホドに)。運転手の方々はノンアルコールビール。
潮来に着いてから、ホテルにチェックインする前に、愛友酒造見学、試飲会。社長は跡見女子短大卒(拓大茗荷谷校舎の隣り)との事で、とても温かく迎えてくださいました。日本酒の作り方を詳しく教えて頂きました。見学を終えると試飲会。蔵出し原酒大吟醸。凄いフルーティーで、ここまで美味しいお酒は初めてですが、蔵でしか売っていないそうでわざわざ買いに来る方が多いとか。
その後、潮来ホテルにチェックイン。チェックイン後、菖蒲見物に出かけました。その後更に、手漕ぎ舟で菖蒲見物 。
菖蒲見物の後には、宿の潮来ホテルに戻って展望風呂から潮来を一望しながら花見。そして、6時から拓殖大学学友会茨城県支部鹿行地区懇親会。仕事帰りの学友も加わり、鹿行地区懇親会としては過去最高に並ぶ18名で開催。最初に潮来笠の日本舞踊披露の演舞から開催。大盛り上がりでした。次第に座席関係なく、懇親の場があちこちで盛り上がりました。
宴もたけなわとなり、全員で校歌斉唱、若鷲の歌(午前に見学した予科練の歌)を歌いました。その後、余興のシャンコテツ、キンキラ節となり、最後は全員で興亜の雄図(カチマス踊り)、押忍三唱で〆ました。
二次会は、ほぼ年代毎に、部屋に戻ってくつろぐグループ、ホテルの中のスナックで歌うグループ、外の店に繰り出すグループに分かれ、日付が変わるまで楽しいひと時を過ごしました。とても、密度濃い一日でした。
次回は、いよいよ8月10日(土)の学友会関東ブロック支部長会兼茨城県支部総会です。是非、盛大なものになる様に、県内各地、そして県外からも県出身者、茨城県に興味のある方、皆様のお越しをお待ちしています。
深川 隆成(84期)