立命館に接戦も初勝利ならず
大学選手権第2ステージ第2戦は平成24年12月16日、高校ラガーメンの聖地、近鉄花園ラグビー場で関西リーグ2位の立命館大学と対戦しました。
立命館大学は、以前遠藤監督がコーチをしていたこともあり、今年の夏合宿では練習試合で負けているので、監督・選手とも絶対に負けられない相手です。
地元のチームとあって完全なアウェイの中、試合開始5分、相手ボール敵陣ゴール前でのスクラムからのキックをチャージして、西原佑司(3年―仙台育英)がトライ。それを皮切りに25分にもウヴェがトライを奪い12-0とリードをして試合序盤はいいムードで展開しました。しかし、油断して緊張の糸が切れてしまったのか、前半残り時間10分を切ってから、立て続けに3つのトライを許し12-15で前半を終了しました。
後半は、20分まで両チーム無得点のままゲームがこう着状態でしたが、その後、2本のトライを許してしまいます。拓大も途中交代した山谷大樹(3年―常総学院)が34分にトライを返しますがそのまま試合終了。
健闘及ばず19-25で連敗を喫してしまいました。実力的には互角と思える両校ですが、この試合での点差は、選手権の常連校で独特の雰囲気に慣れているチームとその経験が少ない拓大との差ではないかと感じました。
この試合には、近畿在住のOBを始め、東京、名古屋などから多くの皆さんが応援に駆けつけてくださいました。
大学を卒業して以来の再会したOBも数多く、選手の努力がみんなを結びつけてくれたものと感謝して止みません。
次の福岡工業大学とのレベルファイブスタジアムでの最終戦に大学選手権初勝利を期待します。
学友会監事・ラグビー部OB 村松芳弘(学84期、院38回)