マンタ市地震緊急支援のお願い
九州熊本地震の被害も大きく日本国内、海外からも多くの支援を受けています。これから長期に渡り支援が必要になります。
4月16日南米エクアドル国でM7.8の大地震が発生し、続く余震で多くの家屋が破壊され600人以上の犠牲者、負傷者2,000人以上が出ています。10日以上経ってもまだ犠牲者が増えて居る状況に有ります。また、多くの被災者は、水、食料の支援も無く多くの町が無秩序状態になり、軍隊が被害地域を立ち入り禁止にする事で、略奪などの防止を行なうようになってきていますが、被災者も自宅へ戻れなくなり街中をさまよう状況になっています。日本のように避難場所の確保もなく水、食料ほかも自己調達を余儀なくされています。
政府の対策も遅れ、被災者への支援状態は全くない状況にあります。破産状態にあるエクアドル国ではどうにも出来ない有様です。世界銀行から緊急融資を受けたり、国民、企業から緊急に税金を上げ調達し震災対策の費用に充てようとしていますが、支援対応がいつから始まるか見当も付かない状況です。
50年間に渡りエクアドル国の西海岸の港町マンタ市で企業を営んでいた、拓大59期卒の井上順八さんが現地からの悲惨な連絡を受けて緊急に神奈川県ロータリークラブへ援助をお願いし、JICAのエクアドル国へ派遣されていた友人達と援助の計画を練っています。2003年から2013年までの10年間マンタ市貧困地域の託児所へ拓大学友会、桂会、学移連有志から募金を頂き食事支援をしてきました「日本マンタの会」をマンタ市地震緊急援助募金の窓口として再開設致しました。
緊急支援金の支給先として井上さんがマンタ市在住時に多くの支援、協力をしていたマンタ市福祉施設「Patreonato Municipal de Manta」へ支給することとします。マンタ市福祉施設は通常の業務として託児所、孤児の職業訓練、給食、助産所、歯科、老人介護、パソコン教室、公会堂(Inoue Junpachi公会堂)等の運営をしています。この度の地震支援では、地震の翌日から5,000食の食料を用意し、避難者、消防団員、ボランティアへの提供をし避難所としても開放しています。
支援金は、郵便口座番号00180-2-571801「日本マンタの会」へお振り込み頂けましたら幸いです。郵便局にある振込用紙で、通信欄に「エクアドル地震マンタ市緊急支援」とご記入下さい。
よろしくお願い申し上げます。
日本マンタの会 桐井公仁(68期)