吹奏楽部 第45回定期演奏会

   2014/03/26

吹奏楽部 第45回定期演奏会①

11月25日午後6時から、吹奏楽部の45回目となる定期演奏会が八王子駅南口駅前の「オリンパスホール八王子」で開催された。このホールは、3月に閉館した旧市民会館にかわり、南口再開発ビル内に設けられたもので、収容人数2000人あまりは多摩地区では最大となる。損失隠し問題で取りざたされているオリンパスの研究施設が八王子市内に立地している縁で、命名権売買によりこの名前になった。

プログラムには他大学の吹奏楽部のチラシが何枚も入っていたが、大学によって所属(拓大だと麗澤会総務局)や名称が少しずつ違っていて興味深い。

演奏会は3部構成で、第1部はマーチングショー。ステージ上で隊列を組みかえながら演奏するものだが、これは2階席から見たほうがそれを観察できて楽しめるらしい。カラーガード(旗を振る演技など)は1階席から見てもきれいだ。打楽器が少しうるさすぎるように感じたが、本来は屋外でやるものなので、これでよいのだろう。

20分間の休憩を挟んで第2部ポップステージ。サンタクロースや小動物などの様々な仮装をした奏者が登場した。第1部の演奏時間が20数分で、いやに長い休憩時間だと思っていたが、この準備のためだったようだ。メンバーや楽器の紹介を挟みながら、ディズニーなどなじみのある曲を演奏。途中、部員たちが客席に出てお菓子を配るといった演出もあった。

さらに15分間の休憩のあと、第3部シンフォニックステージ。今度はまともな?衣装になっていた。最初に校歌を演奏し、それから現代曲や吹奏楽用の曲などが続いた。現代曲はプログラムには難解とあったがそうでもないように感じた。アンコール2曲を演奏して終了。全体を通して、調和のとれた、まとまりのある演奏だった。

今回をもって、これまで14年間の長きにわたり常任指揮を務めてきた大木氏が退任し、客演指揮の樫野氏が常任となるそうだ。指揮者によって演奏は大きく変わるので、これからの拓大吹奏楽がどうなっていくのか楽しみである。

学友会事務局 鈴木正隆(107期)

吹奏楽部 第45回定期演奏会②吹奏楽部 第45回定期演奏会③