令和元年度北短学生紅陵祭訪問感想文その6(佐藤和歌菜)
農学ビジネス学科 1年 佐藤 和歌菜
今回、学友会の方々の取り計らいで拓殖大学に招いていただいた感想をまとめていこうと思う。
まず、拓殖大学を実際に見た感想だが、写真で見るよりもとても大きな大学だと感じた。中に入ってみると外観よりも広く、様々な施設が揃っており、短期大学とは比べ物にならない大学の規模に驚いた。
次に、実際の大学祭への感想だが、大学祭自体の規模も大きく、出店の料理などもとても美味しかった。私が食べたのは、水餃子とフライドポテト、タコスと焼きホタテだったが、一番印象に残っているのは様々なソースをかけて食べるフライドポテトだ。カナダ式のフライドポテトで名前はプーティンという。本場はグレイビーソースとチーズをのせたものであるが、私はチリソースとサワークリームをのせたものを食べた。1パック自体の量も多く、1つで満腹になるほどの量は満足感があり、今年の短大大学祭で実際にゼミの出し物でフライドポテトを作った身として、値段設定や量など勉強させていただく部分がとても多かった。来年の大学祭では、今回体験させていただいた大学祭を参考にし、自分でも研究していこうと考えた。
次に大学祭で見学させていただいた武道四演舞とチアリーディング、吹奏楽発表の感想に入る。柔道や空手など、演舞を見たことのある部活から、合気道や居合道など、私の見たことのなかった演舞まで多岐にわたり見学をしてきた。私が一番印象に残っている演舞は合気道部の演舞である。始まった瞬間の空気感や、受け身の取り方など、やったことのない合気道でも、見終わった後にすごい、と言葉が漏れるような演舞だった。今後拓殖大学に編入したいと考えているため、また合気道部の演舞を見学させていただきたいと感じた。チアリーディング部は自分の中でとても印象に残っている部活である。元々チアリーディングを見るのがとても好きだったのだが、高校、中学、と今までチア部というものがなく、触れる機会もなく、こんなに間近で見たのは初めてのことだった。知っている曲がこんなにも華やかになると知り、また見たいと思った。そして実際にチームで一人を持ち上げたり、3段になったりと、あんなにリズミカルにしかも女性同士でするチアリーディングは信頼関係あってのものだと感じ、とても尊敬するとともに、とても美しいチアリーディングを見させていただくことができたと思う。次に吹奏楽の発表だが、実は最後まで見ることができなかった。小学生の頃吹奏楽部に入っていたため、いまだに吹奏楽の演奏を聴くのはとても好きなのだが、私たちが出るタイミングでディープパープルのメドレーが始まり、個人的にとてもディープパープルが好きだったため、もう少し見ることができたら、と後悔した。拓殖大学に編入させていただくにあたり、編入ができたらディープパープルのメドレーを聴いてみたいと思う。一番聴きたかったところは聴くことができなかったが、とてもいい演奏で、知っている人が多く親しみやすい選曲はとても嬉しかったし、拓殖大学吹奏楽部もさることながら、拓殖大学紅陵高等学校の吹奏楽の演奏も圧巻であった。演奏の全体を通して上手な演奏、と一言で表現するには恐れ多いほどの演奏で、言葉を失うほどの感動があった。
紅陵祭は、出店、発表含め、見たことのないほど圧巻の大学祭であった。
記念講堂の発表の見学後、学友会の方々に懇親会を企画していただき、学友会の方々の自己紹介で、勉強させていただくことが多く、在学生の方々との会話でも学生生活など、参考にさせていただく面も多かった。自分の自己紹介では、何を話せばよいのかわからなくなってしまった私に対して学友会の方に質問していただいたことでスムーズに話し出すことができ、親しみを込めて接してくださった学友会の方に感謝と、優しさにとても嬉しかったという気持ちがある。懇親会は楽しかったという感情とともに、これから拓殖大学に編入させていただく上で、どのようにして学生生活を送っていくといいのか、ただ頑張ろうと思っていたこれまでの私ではなく、具体的に今後どのようにして編入に向かっていくかを定めるきっかけになった懇親会であった。
最後に、今回の学生交流を企画してくださった学友会の方々、紅陵祭、懇親会と多くの方と接し、自身の成長と今後の学生生活に対する刺激を下さり、そして、今回の大学祭、懇親会を企画、運営をしてくださり、ありがとうございました。紅陵祭、懇親会共に楽しく、学生生活を送っていく上でとても勉強になるものだったと感じています。今後、編入に向け自分なりに精進していこうと考えることができました。このような機会を下さり、本当にありがとうございました。