常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍

 

常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍①

昨年の鬼怒川氾濫で大きな被害を受けた常総市で拓大OBが活躍されています。沢山のTVニュースや新聞で紹介されていますが、NPO茨城教育ネットワーク(代表拓殖大学76期成田浩一OB)では、水害で受験を諦めていた中学生を高校入試に合格させようとボランティアで受験勉強の指導をしております。

教える事は出来なくても、義援金で支えてあげる事は出来ます。

拓殖大学学友会茨城県支部でも義援金を集めましたが、より幅広く活動を知って頂き、御支援頂ける方の輪を広げたく、紹介させて頂きます。

深川隆成(84期)

常総市学習支援の現状

常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍②常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍③常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍④常総市水害の学習支援に拓大学友が活躍⑤

平成27年9月10日、関東・東北豪雨で茨城県の常総市は甚大な被害に見舞われました。

多くの家の1階部分が浸水し使えなくなっていたにもかかわらず、水が退いた後の被災地は災害が収束したように見えます。そのため、テレビや新聞の画像になりにくく、ニュースに出なくなりました。こうして、世間の関心も“遠い過去のもの”となってしまいました。義援金の額も少なく、応急住宅修理費として持ち家半壊以上で567,000円。これでは修理もままなりません。道路や家屋・田畑などは公的資金や人海戦術で復興することは可能です。しかし、弱者である“受験生”はだれも助けてくれませんし、受験日(3月3日)も待ってくれません。そこで、私たちは12年前の新潟に続き、常総市の支援の調査を行いました。

水害で被災した多くの家は未だ2階部分で生活しており、修理が始まった家庭ではうるさくて受験勉強の環境になっていないと言うことも分かりました。そこで、地元のNPO「コモンズ」の協力を得て学習支援を行うことになりました。入試まで時間がないため「得点を稼ぐ」方法として個別の弱点を洗い出し、個別に問題を作成し、解説も個別という「完全個別」方式を執らざるをえませんでした。

災害は予想外のことであるにせよ、我々の活動に公的支援は期待できません。見切り発車せざるを得ませんでした。「子どもたちの未来」がかかっているからです!公立入試までもう少しです。心のケアなども行いながら、受験指導を行ってまいります。

希望の高校に進学し、自分の夢をつかめるようご支援下さい。私どもの理念と活動にご理解を頂けましたら、義援金のご協力をお願い致します。

NPO法人茨城教育ネットワーク <WEBサイト
理事長 成田 浩一振込先
常陽銀行 猿島支店 普通口座1127510
口座名 特定非営利活動法人 茨城教育ネットワーク