ラグビー公式戦2部 全勝で入替戦進出

 

ラグビー関東学院大戦①

11月22日、キャノンスポーツパーク

ラグビートップリーグ、キャノンイーグルスの本拠地、キャノンスポーツパークは快晴に恵まれ、初夏を思わせる陽射しと気温でした。本日の青空のようにスッキリと最終戦に勝利し、全勝でリーグ戦を終了することができました。

関東学院大学は、1982年度(昭和57年度)入れ替え戦で拓大に勝利して、その後長きにわたって栄華を極めたチームです。関東学院大学の板井監督と拓大の遠藤監督とは同期で同じポジションです。そしてまた、その時の入れ替え戦で対決した因縁の相手です。奇しくもその相手にこの試合で引導を渡す結果となりました。

試合は、関東学院大学のキックオフで始まり、いきなり拓大のノックオン。関東学院大学は前半6分、拓大の勢いの隙をつき拓大ゴール前の密集からトライを奪います。

しかし、ここから拓大の実力が発揮されます。10分には、敵陣ゴール左のラックからFWが持ち込みトライ。14分にはFB塩倉(3年―湘南工科大付)、25分と32分にも立て続けに2本のトライを奪い、前半4本のトライで28-5と勝利を大きく引き寄せます。

後半も開始早々1分にSO林(2年―日大高)からパスを受けたSH茂野(4年―石見智翠館)がトライ。また、4分には、中村(3年―東京高)がトライを奪い42-5と点差を広げます。

どうしても意地を見せたい関東学院大学は、個人技で立て続けに3トライを挙げて拓大に食らいつきます。

しかし、試合時間残り10分。#8シオネ(1年―セントビーズ)が、敵陣22mラインから単独で走りきりトライ。37分にもダメ押しのスクラムトライで、結果61-24で関東学院大学に快勝しました。

後半なかばには、勝利を確信しての気の緩みなのか、あるいは強烈な西陽がプレーを妨げたのか、関東学院大学の反撃を受けましたが、スクラムやブレークダウン、バックスでの攻撃、どれを見ても相手よりスキルや気持ちが上回っておりました。特にスクラムの強さには目を見張るものがありました。

この試合の結果、来月13日の入れ替え戦に駒を進めることとなりました。ここからが一部復帰に向けての大一番です。入れ替え戦で結果を出さなくては、今までの努力と苦労が水の泡となってしまいます。選手たちの今シーズンの目的を成就させるためにも、当日は、多くの学友諸先輩方の応援をよろしくお願い申し上げます。

また、この試合には、大学関係者、ご父兄、OB各位の多くのご声援をいただきました。厚く御礼申し上げます。

学友会監事、ラグビー部OB 村松芳弘(84期)
写真提供 ラグビー部GM 松浦真吾(83期)

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