東京学生会館・拓殖大学寮OB会
平成26年7月5日(土)、第12回「東京学生会館・拓殖大学寮OB会」(13人出席)は、午後1時、世田谷線「松陰神社前」集合から始まった。
幕末の思想家・教育者、吉田松陰先生を祀る「松陰神社」に隣接する、拓殖大学(前身は台湾協会学校)の創立者・桂太郎先生の墓参をすることが目的である。
小雨がしとしと降るなか、我が拓殖大学の創立と、激動の渦中を、日本のリーダーとして活躍された先生の遺徳を偲び、感謝して、心の引き締まる思いで墓碑に手を合わせ参拝した。
定例会は「若林」駅近隣の懐石料理店「喜庄」で開催する。
実施要項にしたがい、司会の開会宣言のあと、校歌斉唱。ことし3月、闘病中であった弘前在住57期・三上雄先輩の悲報の報告、他に、無常の世を恨み、心ならずも鬼籍に入られた関係物故者に対して黙祷して慰霊をする。
「いつの間に 世に無き人ぞ 梅雨寒し」(虚子)
続いて、斉藤会長から「年齢的なこともあり、年々出席者も少なくなっていくが、本会発足の趣旨を体し、今後とも中身の濃い親睦を続けていきたい」と、力強いあいさつがあった。
つぎに司会から、運動部活動状況について、箱根駅伝でシード権獲得の陸上部、東都六大学野球の一部残留、それぞれ上位を目指していっそう健闘していること、ボクシング部・レスリング部・バスケット部等が強豪を相手に善戦していること、ラグビー部が2部に後退した惜念に「捲土重来」を期して頑張っているとの報告があった。
つぎに出席者を代表して、59期・函館前会長から「東京学生会館・拓殖大学寮で知り合った縁を大切に、いっそう強い絆で結ばれていくことを期待する」とのあいさつがあり、56期・溝口先輩の乾杯の音頭で懇親会に移る。懇親会では、桂先生のことについて、各自が知っている情報の交換があった、話題は尽きなかった。
さらに、拓大時代の思い出話と近況の語り合いに時間を忘れ、美酒を酌み交わすこと3時間、2次会に余韻を残し、「押忍三唱」で閉会。
末筆ながら、本会のために、遠路広島から駆け付けてくれた63期・雨宮拓兄に感謝したい。
「歳月人を待たず」「お互い健康に留意して次回また会おう」を合言葉に散会。
オスとオレとはよ
紅葉ヶ丘でよ
紅い血汐でよ
結ばれたよ
(オス送別歌より)
来年度 第13回開催について
- 日時 平成27年7月4日(土)午後4時開会
- 会場 未定(時期になったら案内状を発送します)
以上
野上俊明(62期)