中国在住卒業生との懇談・懇親会
11月16日、上海で「在住卒業生との懇談会・懇親会」が開かれました。日本からは大学福田理事長、竹内国際部長、学友会赤澤会長、長島副会長、山田事務長と、88期卒で「プレジデント」等に経済記事を中心として執筆活動をしているジャーナリストの中島恵さんの6人が参加しました。
福田理事長、赤澤会長は、先人の足跡が濃い中国での卒業生との交流を就任のころから望まれていたとの事です。開催日が諸問題発生で決まらず、開催を危ぶむ雰囲気はありましたが、双方が綿密に連絡を取り合い、11月の開催に至りました。
虹橋空港では宇佐美先輩(65期)と幅舘上海支部長(81期)の出迎えを受け早速宿泊ホテルで荷を解き、会場へ向かいました。会場には既に卒業生が数名おり、我々一行を歓迎していただきました。
会場に集まると簡単に言っても北京、香港、大連、鎮江などからの参加者は飛行機や高速鉄道などを利用して来るので、開会時間に全員が揃うことはさすがに不可能な様子でした。
幅舘支部長の進行で、まずは卒業生の自己紹介が始まりました。特筆すべきは上海交通大學へ留学中の布目孝子さん(学2)で、高校時代から中国語を学び、その語学力に磨きをかけるため拓大中国語学科に入学、進んで留学の道を選んだとの事。
また、法律事務所を経営している方、当地でJETROに就職し活躍中の方など、多くの中国からの留学生、特に女性が卒業後当地で活躍している事も知りました。
懇親会に移り、校歌斉唱・黙祷の後福田理事長から大学の近況等について報告があり、赤澤会長はロンドンオリンピックで活躍した学友の話をされました。
続いて、国交回復前後から長く現地で生活し「地の塩」として現在も活躍されている宇佐美凱義氏(65期)と中山正浩氏(67期)に対し、福田理事長から感謝状が贈呈されました。参加者一同の盛大な祝福の拍手に、両氏感動と感激を言葉に表しました。数十年の思いが走馬灯の如く頭を巡ったのではないでしょうか。
お世話になりながら個々にお名前を出せずに大変申し訳ございません。中国在住学友皆様の健康と活躍を心より願うばかりです。
副会長 長島 誠一(67期)
現地卒業生出席者
上海長江会
宇佐美凱義(65期) 長塩亘吏(67期) 陸静華(院39回) 飯島博美(79期) 石田琢智(79期) 志村淳一(80期) 幅舘章(81期) 高田勝巳(83期) 三國圭一(86期) 森治樹(87期) 赤澤拓哉(89期) 安翊青(91期) 鉄波雷(98期) 下條一直(98期) 張潔?(103期) 莫氷(106期) 増山雄紀(110期) 布目孝子(2年生)
北京長城会
中山正浩(67期)
大連アカシア会
田中潔(88期)
香港・マカオ支部
小倉雅昭(67期) 宮松茂幸(92期)