愛知県支部総会

   2014/03/31

平成24年度愛知県支部総会

平成24年度の愛知県支部総会が11月9日、名古屋市中区の「名古屋栄東急イン」で開催されました。総会には大学から工藤信一常務理事、学友会東海連合会から杉野司郎会長、大野茂夫岐阜県支部長、水谷豪三重県副支部長、このほか学友22人が出席しました。

総会は松村宗哲副支部長の司会で行われ校歌斉唱、黙祷に次いで杉野連合会長、玉川雅淳支部長挨拶のあと議事に入り、24年度事業計画案などが承認されました。この中で杉野連合会長から「(卒業生が増えているのに)支部総会の出席者が毎年減っているのが残念。支部という名称自体が若い人になじまないのかなあ」と、明治大学など他大学の例を挙げて話されました。

また、工藤常務からは拓大が将来を賭けて推進中の「拓大ルネサンス事業」の現状が報告され、完成後は、現在二つのキャンパスに分散している商学部と政経学部を茗荷谷に統合する。これに伴い、八王子キャンパスに新しい学部の開発を検討していきたいとの説明がありました。このほか先のロンドンオリンピックでの卒業生の活躍や体育会所属の各運動部の現況について詳しい報告がありました。ただ、残念なことに拓大は国際大学を標榜しているものの「学生の語学力が弱い」ことを指摘、語学力の向上にさらに力を入れていきたいと話されました。

引き続き懇親会に移り、会場では、久しぶりの再会を喜ぶとともに、世代の枠を越えて和やかな懇談が続きました。

最後に、一言。日本経済は現在危機的な状況にあります。資源のない日本がこの状況を打開するには、米国や欧州も大事だが、私は中国、東南アジアを念頭においた強力な海外戦略を早急に構築することだと思っています。そこで「経済回復を図るには、、日本はもう一度海外雄飛を”国策”として真剣に考えていかなければダメだ」と強調したい。文字通り校歌にある”人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし 力あふるる海の外”である。つまり、拓大の建学の精神を日本国民全員が共有していくことが大事だと思う。茗荷谷の歴史的な再開発事業も順調に進んでおり、今こそ、拓大が大きく飛躍する最大のチャンスだと期待している。

副支部長 稲垣博昭(70期)