紅陵祭訪問レポート(関 裕樹)

   2014/03/28

平成24年度 拓殖大学紅陵祭参加・学生交流訪問報告⑥

経営経済科 1年 関 裕樹

10月19日~21日の3日間、私は八王子にある拓殖大学の紅陵祭を見学させていただきました。はじめは北短の代表ということで緊張しましたが、拓大の大学祭に参加できるという貴重な機会は、嬉しさ楽しさの方が明らかに勝っていました。

八王子にある拓殖大学は都心に近いにも関わらず花や木々がたくさんあり自然豊かな場所に位置し、広い敷地の中には馬場まであり驚きました。八王子キャンパスに着くと、まず北短産のお米や野菜を販売する北短ブースの展示準備から入りました。購入していただいた方の中には「毎年北短で採れた農作物を買うことを楽しみにしている」と、おっしゃる方もおり、北短の農作物が遠く離れた東京でたくさんの人に喜ばれているのが実感できました。

今回私たち北短の学生を紅陵祭に招いてくださった学友会の方々、大学職員の方々に挨拶をし、その後の自由時間は大学祭の出店、各研究部の展示、ライブやダンスのパフォーマンスを見学しました。国際屋台村のエリアには世界各地の料理の出店が建ち並んでいました。その中で私はインドネシアチャーハンやインドのキーマカレーをいただきましたが、自分の知らない味覚に、どんな調味料を使っているのか不思議に思いました。

そして若本規夫さんのトークショーを鑑賞しました。はじまりは某バラエティー番組のナレーション風な自己紹介で会場が沸きました。その後、童話桃太郎をアレンジした物語を語っていただき客席からは笑いが絶えませんでした。職業観や人生観といった話しを聴くこともでき、いつしか若本さんの深くキレのある声に私も含め全員が聴き入っていました。

その日の夜は学友会の方々や拓大の先輩方との懇親会でありました。とても立派なお店の雰囲気に戸惑いつつも先輩方やOB、OGの方との会話も弾み、充実した楽しい懇親会でした。北海道での大学生活の様子や自治会の事などを話し、北海道にはあり、八王子にはないもの、逆に八王子にはあり、北海道にはないものが改めて発見でき、これからの北短での生活に役立てたいと思います。

翌日は午前中だけの紅陵祭見学でした。短い時間でしたが、出店や研究会のコーナーを中心に見学しました。昨日の懇親会で話をした先輩の出店にも行き、いろいろお話しをした後、焼き鳥をサービスしていただき嬉しかったです。また、商品の材料に被災地の名産を使用し、収益のほとんどを東日本大震災の寄付金に変えられるという出店もあり、学生が自主的に行っている活動を見て見習わなくてはと思いました。教室企画のコーナーでは特にアフリカ研究会が印象的でした。見たことない料理や習慣、身近なアフリカ産のものなどが紹介され、さらに展示されている民族楽器を見て触ることにより異文化を体に感じることができました。

この度はこの機会を与えてくださった学友会の皆様や先生方に感謝致します。今度は北短のミュージカルへ来て下さるということなので是非楽しんで頂けたらいいなと思います。今回の経験を糧にして拓大への編入を含め様々なイベントなどで尽力したいと思います。