拓殖大学 紅陵祭 ~北短×八王子~(大立目彩)
保育科 1年 大立目 彩
今回、2泊3日という日程で東京都にある拓殖大学八王子キャンパスに「紅陵祭~交流会~」に北短代表学生として参加させて頂きました。私たちの主な動きは八王子キャンパスの学生さんや学友会に所属している拓殖大学のOB・OGの方々との交流でした。
2日目に八王子キャンパスの職員の方々やOB・OGの先輩方にあいさつしました。北海道からよくきたと暖かく迎えてくださいました。キャンパス内は人も多いし建物も大きく、北短とは比べ物になりませんでした。敷地内には、サッカーグラウンド・野球場・馬場・寮棟。学内には、食堂(4ヶ所)・体育館(2カ所)・学科別棟など数えだしたらきりがないほどの施設があり、学ぶ環境は完璧に整っていました。
紅陵祭のテーマは「SMILE:)」でした。なぜ「SMILE:)」かというと、東日本大震災の影響で多くの人の笑顔が失われました。ですが、紅陵祭を開催するにあたり、拓大生が多くの人々の笑顔を少しでも取り戻したいという意見からこのテーマに決まりました。確かに模擬店やステージを見ると、学生のみなさんは笑顔一杯で取り組んでおり、見ている私たちも笑顔になれました。こういった、ひとつひとつの活動が人の心に伝わってくると感じました。
紅陵祭の内容は部活動や学科ごとに模擬店や展示・ステージ発表を行います。どこへいっても拓大の方々が快く受け入れて下さりとても嬉しかったです。私が一番印象に残っている模擬店は、エコ企画の1つである「作ろう廃油キャンドル」です。廃油に色素やアロマオイルを入れ、キャンドルを廃油から作るという活動でした。身近なキャンドルを作る楽しさがエコに繋がっていてまたそれも楽しかったです。エコ企画は廃油キャンドルだけではなく、ゴミの分別徹底もありました。各ゴミステーションには係の方が2人いて、みんなが捨てにくるゴミの分別が正しいかチェックしてくださっていました。たかがゴミの分別と思う人もいるかもしれませんが、小さな事の積み重ねが将来の日本のために今の私たちができることだと改めて感じました。
学友会の方々との交流会では、北海道の気候や学校の様子、ミュージカルについて多くのことを聞かれました。学友会の皆様が北短に大変興味を持っていただけていることを知り、嬉しく思いました。また、創設111周年という記念すべき年でした。敷地内にある恩師記念館には拓殖大学の卒業生が地域・日本・世界各国に貢献している事や歴史を知ることが出来、驚くことばかりでした。これも拓殖大学の先輩方のおかげです。
今回、拓殖大学八王子キャンパスの紅陵祭に参加させて頂いて、拓殖大学の卒業生・先輩方のありがたさを実感することが出来ました。学友会の皆様がいらっしゃるからこそ今回、北短生と八王子キャンパスの拓大生が交流できました。拓殖大学は人の繋がりがすばらしい学校です。今後も、この交流会での出会いを忘れず、深川の地で勉学に励みたいと思います。このような素晴らしい機会を与えて下さり本当にありがとうございました。