第26回 開拓科20期会 一泊旅行会
「開拓科20期会」(昭和19年4月入学)は、昭和40年に渋谷駅前の「鳥八」で、通産省に在職していて若くして亡くなった安田武雄とはじめた。昭和61年5月、今は亡き菊田栄男の出身地である宮城県気仙沼市大島の「とらや旅館」で第1回の旅行会が開催されて、同市出身の佐藤順治からの差し入れの鮪と鰹の味がいまだに忘れられない。平成4年6月、戦時中農兵隊の幹部要員となるべく訓練を受けた宮城県蔵王町の「さんさ亭」での開催には、70通の開催通知の発送に対して、28人の参加者と学友会宮城県支部長の猪股虎三先輩(専19期、学45期)及び地元蔵王町の北岡町長(専17期)のご出席を得て、総勢30名の盛大な会合となった。
その後、黄泉の国に旅立つもの多く、今年は20通の開催通知に4人の出席の返信があったものの、新潟県糸魚川市の高野順一が体調を崩し、神戸市から石原琢、東京の阪口一郎と万年幹事の関根一夫の3人のみ出席の寂しい会となった。
しかし、46年も続いた「開拓科20期会」はなんとしても続けるべく、来年6月には茗荷谷の「茗渓会館」に場所を移して開催し、「50回記念」を目指したいと思っています。
関根 記