信長ミステリー 天下布武と御馬揃えの秘儀
この度、わたくし太田義昭(拓大76期卒、亜細亜研究会、ASG)は、『信長ミステリー 天下布武と御馬揃えの秘儀(ペンネーム 太田晴久)』という書を文芸社より刊行いたしました。
戦国時代に天下統一を目指した織田信長の生涯について、これまで多数の識者が論究していることは、歴史好きな方ならご承知のことと思います。
本書の主な内容は、信長が『本能寺の変』によって没する約一年前に、京都御所の東門外で催した御馬揃えについて記録されている歴史的資料を基に、その真意について論究した研究書であります。しかし本書で論じられている信長像は、これまで戦国時代について解説された如何なる研究書や歴史小説、ドラマ化されたものとも異なっております。
わたくしが本書のタイトルを『信長ミステリー』とした意図は、複数の暦、旧約聖書、新約聖書、記紀の神代史などという、これまで誰も論じたことのない視点から、信長の辿った歴史的足跡について論究しているためであります。
本書は個人的な興味から信長の生涯についての謎を推理した内容でありますが、拓大時代に恩師や先輩方、学友から学び、海外へ渡航したわたくしの世界観と決して無縁ではないと思っております。果たして本書で論じられている歴史的推理が、正鵠を射ているか否かについての真偽は、本書を手にして、ご判断いただきたいと思っております。
太田義昭