国際学部/国際開発学部10周年記念パーティ・学友会国際学部支部設立総会
晩秋の枯れ葉散る外堀緑地帯を臨む、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて、拓殖大学学友会初の学部支部設立総会が開催されました。2009年11月21日(土)のことです。国際学部支部が設立されました。在学生・OB・教員・退職教員と大変多くの方がご参集されました。国際開発学部設立から10年の歩みをスライドショーで上映され、集まった卒業生はただただ懐かしく映像に見入っていました。
セレモニーが始まりました。司会は国際学部教授甲斐信義教授と国際開発学部4期生永井美香さんにより厳かに行われました。
国際開発学部は2000年に、拓殖大学100周年を記念して設立されました。そして今年10月1日から3日に学友会創立100周年式典がおこなわれました。学友会創立100周年に国際学部支部が設立されるというのも、本当に不思議な縁を痛感するところです。ご挨拶の渡辺利夫学長・藤村国際学部長が、10年の年月の重みに感無量という想いの籠もったお話をされていたのが大変印象的でした。
学友会からは、井上功副会長が学友会初の学部支部へ餞の挨拶をされました。支部旗は、河野副会長から初代国際学部支部長となった原元雅史さん(105期)国際学部4期卒に渡されました。ステージの上で、河野副会長が箱の中からたたまれたオレンジ色の旗を取り出しました。そして、側にいた原元新支部長に旗の端をもってもらい、さっと広げました。そのとたん、会場から「オー!」という完成があがりました。大きな国際学部旗が会場内にはためきました。会場には300名近くの参加者がいました。
最年長OBでも卒業後6年という若い力の誕生でした。参加者の半数以上が女性というのも、これまでの学友会支部総会にはないものでした。これからの学友会を担う頼もしい総会になりました。皆さんこれからもよろしくお願いします。学友会は世界中に支部を持ち、若い多くの学友の参加を心からお待ちしています。
拓殖大学国際学部の沿革
2000年(平成12年):国際開発学部(開発協力学科・アジア太平洋学科)を設置
2007年(平成19年):国際開発学部(開発協力学科・アジア太平洋学科)を国際学部(国際学科)と改組
学友会女子の会メイプルより これからの同窓会の姿を思う
国際学部設立10周年おめでとうございます。国際学部支部ができ、女子の会にとっては素晴らしい出来事です。
私の思いは、拓殖大学学友会から女子の会というのが必要なくなることです。21世紀の現在、あらためて「女子が」というのはいかにもそぐわない気がします。可愛い赤ちゃんと一緒に来ていた方がいました。これこそが、私の願いです。家族連れでも気軽に参加できる学友会でありたいのです。
国際学部支部設立に際して、学友会の今後の姿(女子の会メイプル)をあらためて考えてみました。世界中に支部を持ち、世界中で頑張っている卒業生がいる学友会に女子とか男子とかというのは「人種の色と地の境、我が立つ前に差別なし」と高らかに歌い上げる校歌の前に、私たち女子OBもまた高い自覚を促される時だと感じました。そして、そのためにも今、私たちはしっかりと地固めをしようと決意を致しました。
井上富美子