拓殖大学の小ファミリー ~大分ホームステイ報告(その4)~

   2014/05/22

2008年学友会第13回留学生ホームスティに推薦していただいた私は、本当にうれしかったです。大分県津久見市の戸髙鉱業社から招待をいただきました。長い夏休みなのに帰国出来なかったから、その間、何をしようかなぁと考えていました。それなので、このお話をいただいたことは良い機会でした。いろんな所へ旅行をしたり、人々と交流するのは趣味なので、行く日を楽しみに待っていました。

ついに8月22日になりました。これから4日間、4人の留学生は津久見市で過ごすことになります。1時間半くらい飛行機に乗って、大分空港に着きました。出口を出た時、一緒に持って行った拓殖大学の小旗を振ると、迎えに来てくれた人がすぐにわかってくれました。浅川さんと佐藤さんでした。2人とも戸髙鉱業社の社員で、浅川さんは私たちの先輩です。4日間、ずっと2人に私たちはお世話になりました。大分空港を出発した後、どこを見ても豊かな自然で、緑の色が目に入って来ました。

戸髙鉱業社に着きました。私は会社案内で会社の歴史は読みましたが、今度は実際に会社を見ることが出来ます。どういう会社なのかなぁと思っていました。会長の戸髙さんとも会いました。私は何を言ったらいいのか、日本語がうまく話せるか、ちょっと緊張していましたが、その状態はすぐに無くなりました。緊張のかわりに会長も社員の人たちも非常に親善的な雰囲気を作ってくれて、私たちを迎えてくれました。色々な話を遠慮しないで楽しくたくさん話しました。昔の拓殖大学のこととか、先生の話、先輩の経験を聞かせてもらいました。毎日、楽しく過ごせて、拓殖大学の小さなファミリーみたいだと思いました。

本社を訪ねて石灰石の採掘方法の説明を聞いたり、ビデオを見たり戸髙鉱山切羽の見学をしたりしました。本当に驚きました。すばらしい機械体系と管理体制です。日本の機械のテクニックはすごいです。私の母国はいつ頃、こんな技術を持つのかなぁと考えました。

津久見市の扇子踊りにも参加させてもらいました。とても楽しかったです。扇子踊りは全く知りませんでしたが、練習もしないまま、大勢の前で踊りました。最初は本当に困りました。なかなか覚えられなくて、手足の動きを間違えてみんなを笑わせてしまいました。踊りはお祭りが終わる頃、やっと覚えられました。記念に1本の扇子をいただきました。

大分県の観光地である風連鍾乳洞、臼杵石仏、久住花公園、阿蘇大観望、由布院倶楽部、うみたまご水族館などに行きました。あちらこちらに連れて行ってくれた浅川さんと佐藤さん、本当に有り難うございました。この4日間の綺麗な思い出を私はきっと、忘れないと思います。すべてに感謝します。私の大学生活の1ページに新しい思い出が加わりました。

商学部 経営学科 1年 ファム ティ トゥ ホン