ラトルスネイクス、入替戦で国士舘大に圧勝して1部復帰決定
拓殖大学アメリカンフットボール部ラトルスネイクス(以下拓大)は、12月8日(日)に行われた1部2部入れ替え戦で国士舘大学ライナセロス(以下国士大)に34対0で圧勝し、見事3年振り3回目の1部復帰を果たしました。
当日は、バックスタンド側の拓大応戦席は過去最大の観客数となり満員となりました。お越し頂きました皆様に感謝申し上げます。
試合は、国士大のレシーブで開始。第1Q両校タッチダウンを奪えないまま終了。
第2Qに入り、緊張の解け始めた拓大にエンジンがかかりオフェンスが着実にゲインを重ね、ゴール前まで攻め込むと最後はフィールドゴール(FG)で3点先制。その後、国士大は、ランニングアタックを中心に反撃をするが、ミスもあり拓大に攻撃権が移ると最後は、RB三浦(3年―酒田南)がタッチダウン。前半を13対0で終了。
後半に入り、反則等もあり、しばらくリズムが作れない拓大であったが、LB中澤(4年―浦和学院)を中心にディフェンス陣が奮起。国士大のオフェンス陣を完璧に封じ込め、拓大オフェンス陣が爆発。エースQB柳沢(主将、4年―日体荏原)を中心にゲインを重ね、後半合計3本のTDを積み重ね第4Q34対0とし突き放す。国士大は最後パスで攻撃をするも、DB飯田(2年―舞岡)がインターセプトし残り9秒。最後、ニーダウンにて時計を進め、観客席全員で、9、8、7、6、5、4、3、2、1、!とカントダウンしてタイムアップ。この日、今シーズン満員の観客席は熱狂の渦となった。
父母会、OB会、ご学友の皆さん、現役学生の皆さん、拓大ラトルスネイクスファンの皆さん、チアリーダーの皆さん、最後まで本当に暖かい応援をありがとうございました。
リーグ戦後半では2敗を喫し、不安の日々でしたが、選手全員が一丸となり、最後まで集中力が切れない素晴らしいプレーを見せてくれました。
そして、観客席が一体となった、素晴らしい応援。アメフトの応援では、試合前の校歌と対戦両校へのエール、点を取った後の応援歌、チアリーダーのハーフタイムショー、その後の興亜の雄図・カチマス踊りと続きます。
現役学生およびご学友の皆様の集う応援には最高のスポーツとも言えます。来季からは、1部BIG8所属となり、強豪校がひしめくブロックとなります。
最後に、今年一年間温かく見守って頂きました、全ての方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
深川隆成(84期)