月刊Hanada 10月秋麗号
花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、900円)
今月の総力大特集(全75ページ)は、もちろん<韓国という病>だ。この中で参考にすべきは、韓国人のメッセージだ。李宇衍(落星台経済研究所研究員・経済学博士)は「文在寅の反日で韓国は滅びてしまう」の中で、これまで韓国による度重なる日本非難や理不尽な要求に対して、日本は後退し、沈黙し続けてきた。安倍政権になって初めて積極的な姿勢に転換した。これは非常に重要なことです――冷静に受け止める。
「文在寅に朝鮮労働党秘密党員疑惑スクープ!」はジャーナリスト篠原常一郎。初めから“金正恩将軍様への誓約文”で始まる。続いては週間メディアウォッチ代表の邊煕宰がリポートする「文在寅の政治犯収容所」(韓国獄中手記)もある。推したいのは「国際情報戦で日本が勝てない理由」(山岡鉄秀会長の突撃レポート)と「一比較研究者の自伝」(平川祐弘・東大名誉教授)などなど。(M)