「2020インターハイ」実施を応援してください!クラウドファンディングへのご協力のお願い

   2019/08/09

来年「2020インターハイ」中止の危機を救いたい!

来年、令和2年度インターハイは北関東ブロックで開催される予定となっておりました。ご承知のとおり、来年夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。東京オリンピックの開催期間と例年のインターハイの開催期間が重なるため、来年度インターハイはオリンピック終了からパラリンピック開幕までの8月10日~24日に開催されます。北関東(群馬、栃木、茨城、埼玉)ブロックは、オリンピック・パラリンピックが開催される東京から近く、30競技全ての宿泊施設の確保が困難との判断から、令和2年度インターハイは、北関東ブロックで11競技を開催し、和歌山県で固定開催されるヨット競技を除く19競技が、インターハイ史上初めて、北は青森県から南は長崎県までの全国16府県に分散して開催されます。

例年、インターハイはローテーションによるブロック開催で開催経費の7~8割を開催ブロックの県、市町村に負担いただいて開催しています。ところが、来年の分散開催はローテーションとは異なる緊急例外的な開催となるため、ほとんどの開催自治体からの経費負担をいただくことができません。そのため、不足する開催経費を確保の手段として2020インターハイ特別基金による寄付を募ってきました。皆様方の協力により、この特別基金の集約額は現在ようやく5千万円を超えたところですが、分散開催19競技の開催経費不足分を賄う額には達しておりません。分散開催競技については、今年の4月初めに全競技の開催地がなんとか決定したところですが、この開催経費不足額を確保するため、全国高体連では、特別基金に加えクラウドファンディングを始めることにしました。

残念ながら、来年のインターハイの開催経費が不足し開催が危ぶまれている事は、ほとんど知られておりません。

このクラウドファンディングについては3ケ月の短期集中型としております。

つきましては、本プロジェクトを皆様方のお仲間やお知り合いの方、学校関係者や保護者、OB・OGの皆さまにSNS等によりできる限り広めていただけると幸いです。寄付額が多く集まるかどうかは、いかにこの窮状を知ってもらうか、それをどれだけ広げていけるかにかかっています。一人でも多くの方にこの窮状を知っていただき、開催経費を確保して、高校生アスリート憧れの舞台として来年度のインターハイが、一競技も中止することなく開催されますようご協力の程よろしくお願い申し上げます。

公益財団法人 全国高等学校体育連盟
事務局長 西塚 春義
事務局 西 秀信 (76期)