福工大戦で悲願の大学選手権初勝利!
拓殖大学ラグビー部の今シーズン最後の試合、大学選手権第3戦は、第1ステージ(東北・中部・九州地区)を勝ち抜いた福岡工業大学と福岡レベルファイブスタジアムで対戦しました。
短時間に、曇り・雨・晴れ、更には小雪の吹き荒れ風が強く寒いという選手にとっても、観客にとっても最悪の天候の中でのキックオフとなりました。
試合は開始5分、相手に不意をつかれ、キックパスから先制点を取られてしまいました。しかし、11分を皮切りに、14分・18分・33分にロックのウヴェ(3年―セントトーマス)が前半だけでなんと4本のトライを量産し、練習通りの試合運びで、いとも簡単に逆転に成功。この他にもフルバック山本逸平(3年―目黒学院)が26分にトライし、前半は29-5で折り返します。
後半も2分にウヴェがこの日5本目のトライをすると、前半とは打って変わりバックスが機能して次々に得点を重ね、終わってみると合計10本を数えるトライを奪い、62-12の大勝で大学選手権初勝利となりました。
厳しいリーグ戦を終えてから、さらに3試合を行うことは、拓大ラグビー部史上初めてであり、選手たちの満身創痍で勝ち取った素晴らしい勝利でした。
この試合の結果、セカンドステージDグループ3位となり、決勝トーナメントに進むことはできませんでしたが、一年間拓殖大学ラグビー部を応援をしていただいた諸先輩、ご父母、大学関係者の皆様に心から感謝申し上げます。
学友会監事・ラグビー部OB 村松芳弘(学84期、院38回)