第65回関東大学ボクシングリーグ戦 拓大対法大戦
第65回関東大学ボクシングリーグ戦は14日、後楽園ホールで試合を行い、拓大は8勝1敗で法大に大勝した。最終戦では東農大が6勝3敗で日大を下したので結局リーグ戦優勝は無理だったが、今季はリーグ2位という結果に終わった。後楽園ホールには工藤信一常務理事やボクシング部部長を務める甲斐信好拓大教授など教職員やOBなどが優勝のかかる試合であり、動員の効果で多数応援にいた。
試合自体は格下相手にあっという間に5連勝し、ほとんど危なげなく進んだものの、ミドル級の鳴海友基選手(4年)が僅差で落としたので法大戦を完封で飾れなかった。優勝候補の東農大と日大に勝ち士気を落とさずに最後まで良く頑張ったものの、初戦の駒大戦を落としたのがその後かなり効いたようだ。
拓大からは階級賞として成長著しいライト級の井上浩樹選手(2年)と藤田健児選手(1年)、ウェルター級の斉藤晶選手(3年)などが選出された。今季は準優勝というやや残念な結果だったが、将来の楽しみな若手も多数台頭しており、来年は東農大の4連覇を阻み学生ボクシング界の盟主の位置を取り戻すべきである。
三角洋平(102期)