スポーツ「戦後70年史」1945-2015
(ベースボール・マガジン社、1,389円+税)
A4判で130ページ。大相撲、プロ野球を始めとする全7巻の総集編がこれだ。オリンピック戦記も「夏編」と「冬編」に分け、ゴールドメダリストの頂点を極めたアスリートたち―女子マラソン高橋尚子、重量挙げ三宅義信、月面宙返り塚原光男、同じ体操の森末慎二、女子バレー白井貴子ほか柔道、ボート、スキーなど夢いっぱい。
中核に東京1964プレーバックも三本立て▼レスリング金メダル第1号「吉田義勝」(宮澤正幸)▼神永とヘーシンク(同=以上拓殖大学客員教授・創立百年史編纂室専門員)と▼「東洋の魔女」の真実―がある。
ロングストーリー「焼け跡から平和を渇望」(武田薫)コラム「実況席からオリンピックの感動をあなたに」(島村俊治)でしめる。(M)