月刊Hanada 3月春雷号

 

表紙

花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、920円)

グラビア特集「令和日本の新星」炎鵬が入った。しこ名は宮城野部屋の横綱白鵬が名付けた。同部屋には石浦もいる。彼の嫁さんは拓殖大学北海道短大女子バスケットボールOGで、同名誉監督の白鵬が2人を結びつけた。

フロントページに入ると<左折禁止!>の山際澄夫が「台湾は中国の一部ではない」の題目で台湾総統選の再戦圧勝を意気高々とつづる。蔡英文相当の圧勝は、合い言葉ともなった「今日の香港は明日の台湾」が勝因だ。中国が言う<一国二制度>が踏みにじられた香港を見て「このままでは台湾も中国に呑み込まれてしまう」危機感が台湾人の防衛意識を高揚させた結果だ。ただ東京オリンピックへの参加は従前通りの「チャイニーズタイペイ」の国名でのぞむしかない。これはIOC国際オリンピック委員会が定めた政治的理由からだ。そうでないと中国は反IOCとなり、以前のようにIOCを脱退するだろう。

<日本人、最期のことば>(連載29回=作家・西村眞>は「しにたい、書けなくなって活きてても仕様がない」の谷崎潤一郎(1886~1965)だ。昭和5年8月19日、東京朝日新聞に載った記事が文壇だけでなく世間にも大きな衝撃を与えた。かつて拓大で近大文学を教えた吉田精一、谷馨の両教授から、この事件を詳細に聞いている。

「日本の正月には、やっぱり寅さん」(高田文夫)は「男はつらいよ お帰り寅さん」は今までの中で最高に面白かった。NHK「いだてん」と並べても昨年最大の傑作と言える。見ないと損だ。(M)

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