美濃和紙あかりアート展 拓大生があかりアート賞、ライトアップ賞受賞
今年で25回を迎える美濃和紙あかりアート展は、10月6~7日、岐阜県美濃市美濃町の「うだつの上がる町並み」で開催されました。出展された全337作品のあかりに照らされた、幻想的な風景を味わいました。
初日は台風接近の関係で、武儀高等学校の体育館で展示が行われました。狭い会場には大勢の方が訪れ、拓大生の作品をなかなか見ることが出来ませんでした。
2日目は好天に恵まれ、美濃市街地で作品が展示され、夕方からの表彰式は中央広場で行われました。
拓大は今年で、連続16回目の参加です。過去に大賞を3回受賞(20回・21回・24回)しており、今年は4回目の大賞を狙って42点(昨年より6点ほど少ない)が出展されました。製作日数は2カ月ほどかかるそうで、本当に苦労された力作ばかりでした。
今年は大賞こそ逃しましたが、4年生のチーム「MAYS」が準大賞「美濃和紙あかりアート賞」(作品名「面影」)を獲得しました。また、加藤舞香さんがライトアップ賞(古川秀明賞)(作品名「frame」)を、チームCがライトアップ賞(日比野克彦賞)(作品名「集合体」)を受賞しました。それ以外にも3人の学生が入選しました。
講評では古川審査員長から「拓大生は毎年50数人が美濃市に来られ、沢山の作品を出展され、この大会を盛り上げていただいている」旨の説明があり、拓殖大学の名前を広めることが出来たと思います。
岐阜県支部からは会員3人(鈴木雅己、虫賀靖起、服部利二)が会場に集まり学生・先生たちと交流を図りました。毎年、学生たちは初日の午後に美濃市を訪れ、翌日の昼に東京へ帰るスケジュールになっており、会場付近の緑風荘旅館に宿泊しています。その旅館へ岐阜県支部の会員が飲み物等の差し入れを持参し、展示会場では先生に労いの寸志をお渡ししました。
また来年も出展されるそうです。岐阜県支部としても、恒例の行事として、現地で交流を図りたいと思っています。
岐阜県支部長 鈴木雅己(71期)