月刊Hanada 11月鰯雲号

 

表紙

花田紀凱 責任編集(飛鳥新社、840円)

グラビア特集「大坂なおみ 日本人初グランドスラム制覇!」の10ページがすごい。USオープンテニス女子シングルス優勝トロフィーにキスする1ページ目からすごい。

菅義偉内閣官房長官の「初めて明かす 安倍政権の真実」は、出身は秋田の田舎(甲子園・金足農に近い?)で酒も飲めないから早寝早起き――という書き出し。待てよ、秋田の人は酒が大好きなはずだが?と考えてしまう。菅さんは法政大学空手部OBのはずで、流派は拓大と同じ松涛館。社団法人日本空手協会は拓大・法政・慶應の古豪グループ中心に戦後早く結成されたはず。

「エンドロールはまだ早い」(第22回ゲイリー・クーパー㊦)のなべおさみ。そして「なべやかん遺産」“バットマン”は、本誌読み物の1つだ。映画ファンは次号を待ち望んでいる。

シリーズ対談「御社の決まり手、教えてください!」⑦岩倉昌弘クラシエ社長と舞の海秀平「カネボウ破綻 土俵際で堪えたクラシエの十年間」は、日大相撲部についてから始まる。クラシエの前身カネボウが2004年に破綻してクラシエなどに変わった。昭和の初め南米拓殖会社を作り、神戸からどんどんブラジルに移民を送った大企業が鐘紡だった。

連載「サザエさんと長谷川町子」(工藤美代子)に続き「金正恩最大のタブー“母は在日朝鮮人”」(李英和・関大教授)昔からあるウワサは真実か?青山繁晴?「かくも安直なる政でいいのか」には「特定失踪者問題調査会を率いる荒木和博さん(拓殖大学教授)がいらっしゃる」と重大なる北朝鮮の人権問題が出現する。人道的に命がけの学者が拓大には何人もいる。(M)

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