北海道研修 感想文~平成29年度ミュージカル交流感想文その1~
外国語学部英米語学科 1年 嶋口留奈
私は北海道研修として2月17、18日に北海道へ連れて行っていただき、様々なことを見学してきました。
北短ミュージカルでは、「旅する小舟」というものを観ました。始まって早々、迫力ある照明使い、大道具のインパクトに驚きました。私も昨年の語劇祭では英語研究会としてミュージカル風の英語劇を行いましたが、とても比べ物にならないほど素晴らしいものでした。そこには5ヶ月間という長い努力がありました。私達が語劇祭に向けて練習したのは約2ヶ月でした。その間、仲間同士で揉めたり自分の演技がなかなか上達せずマンネリ化したりと色々なことがありました。2ヶ月ですら辛かったものを、5ヶ月間も準備し続けたからこそ乗り越えた先に完成度の高いミュージカルになったのだと思いました。また、その努力の成果は仲間同士での一体感としても演技に表れていました。難しい複雑な内容のものでしたが観ていて充実感があり演技に引き込まれるほど面白いものでした。見習える点も参考にしたい点も数多くあり、この北短ミュージカルで感じたことを英語研究会の一員として持ち帰り、この頂いた機会を無駄にしないようにしたいと思います。
二日目には拓殖大学北海道短期大学の校舎見学をしました。四角柱の中心をくり抜いた形のユーモラスなつくりの校舎で面白いなと感じました。拓殖大学とは違い学生数も少ないせいか、一つ一つの教室は広くないものの、専門分野に特化した教室があるのは普段見られない光景で興味深いものがありました。保育科の学生のために防音になっていてピアノの練習ができる部屋や、十分に広くミュージカルの練習をした痕跡がある体育館はすごいなと思いました。また、廊下には写真部の生徒が撮った写真や学園祭の様子が写っている写真が掲示されていて普段の雰囲気も感じることができました。先生方の研究室も同じ校舎内にあるため、訪問しやすいだけでなく写真からも感じたようにアットホームな大学で素敵だなと思いました。実際、前日の交流会でも北短の生徒同士みんな顔見知りで仲のいい様子で羨ましいなと思いました。
この二日間、様々な貴重な体験をすることができ嬉しく思います。初めは一緒に行く人の中にしている人もいなければ同じ学年の学生が一人もいなくて不安でしたが、優しい先輩方と楽しい二日間を過ごすことができました。このような機会を与えてくださった学友会の方々、本当にありがとうございました。この経験に誇りをもって今後も学校生活を送っていけるように頑張っていきたいと思います。