会員証デザイン決定
学友会は、会員証及び会員バッジ(会費完納会員に交付予定)のデザイン案を、工学部、大学院工学研究科の学生から募集した。締切までに5人の学生から応募があり、厳正な審査の結果、採用作品を次の通り決定した。
- 会員証
- 妹尾 涼さん(工学研究科情報・デザイン工学専攻1年)
- バッジ
- 該当なし
採用となった妹尾さんには、金5万円を授与する。また、今回は不採用となった残り4人には金2万円を授与し、今後機会があれば学友会が製作する物品にデザインを使用することとした。11月3日八王子国際キャンパスで行われる拓殖招魂社・拓魂碑秋季例祭に合わせて、授与式を行う予定。
会員証(カード)はPVC製ヨコ85.5㎜×タテ54㎜、厚さ0.76㎜で、デザインが使われるのは表面。裏面には氏名等を印刷する。掲載したデザインは原案だが、カード化にあたり多少の改変を加える予定。
応募作品
【会員証採用作品】妹尾 涼さん(工学研究科情報・デザイン工学専攻1年)
縦線の色は、それぞれ拓殖大学と関わりのあるもののイメージで、青=広い空、薄緑=草花、緑=樹木、灰=桂太郎像、桃=桜、茶=文京キャンパスA館と地、赤茶=文京キャンパスA館を表しています。七色の多様な色を使うことで、拓殖大学の可能性の広さ、国際性を表現しました。
髙木拓哉さん(工学研究科情報・デザイン工学専攻2年)
紅葉を抽象化し校章にいれることで、一目で拓殖大学学友会のものだと印象づけられ、学友会の象徴にすることを意識しました。
姜 超さん(工学研究科情報・デザイン工学専攻2年)
会員証の地色はスクールカラーのオレンジ色と透明化した緑色で、左の部分は紅葉から抽出した形と校章で構成しています。拓殖大学のキャンパスは紅葉の名所であることを表しています。右の部分は学校のマークと文字で構成しています。全体はバランスをとって、シンプルで、拓殖大学をイメージするデザインとしました。
バッジの地色は銀色です。紅葉から抽出した形の半分を背景にし、その上にオレンジ色にした校章を乗せています。右は縦にした学友会の文字です。シンプルなデザインにしました。
大内真美さん(工学部デザイン学科3年)
カードの背景は拓大のイメージカラーであるオレンジと、文字の部分は可読性を高めるため白の2色で構成しました。左上に拓大のマークを入れ、右に文字を入れることで一目でカードの用途がわかるようにしました。赤い紅葉を使うことで、シンプルながら拓殖大学をイメージ出来るようにしました。また、オレンジ・黒・赤という強い色の間に白を使うことで、色と色のバランスを取りました。
バッジはオレンジを基調に、小さい中でも認識しやすく、シンプルで主張しすぎない紅葉のシルエットを取り入れました。メッキ地の金をあえて紅葉の部分に置くことで、少ない色の中でも単調にならないよう工夫しました。基調色に強めのオレンジを使ったため「GAKUYUKAI」の文字は白にし、全体を重すぎないようにまとめ、可読性を高めました。
澤田亮三さん(工学研究科情報・デザイン工学専攻1年)
校歌で歌われている“人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし”を元にした2つのデザインです。好みに応じて、AとBを選べるようにしました。Aは黒人、黄色人、白人の肌の色を元にしたグラデーションを用いた線で、人種を越えた人のつながりを表しました。ゴールドのような光のあるカラーを使用しています。イラストは、人びとが個性豊かにのびのびと生きる姿をイメージして制作しました。1つ1つのイラストにストーリーを感じるデザインにしました。Bは国境(地の境)を越えた関係性を育む、拓殖大学のビジョンを具現化しました。地球民族1つになろう!という思いを込めています。光沢のあるブルーのグラデーションで青い地球を描き、特にアジア地域に力を注ぐ拓殖大学をイメージさせるために東アジアの一部を描きました。