個人研修奨学金感想文(インドネシア、雨宮咲輝)
拓殖大学で得たつながり
国際学部国際学科3年 雨宮 咲輝
私は個人研修奨学金を利用し、8月18日から9月12日までインドネシアへ訪れました。
今回、私は2人の先輩にお会いしました。市原和雄先輩(81期)と片岡昭行先輩(92期)です。先輩方は拓殖大学での生活が充実していたそうで、私も楽しくお話させていたがきましたが、その反面、今の私には語れる話題が少ないと感じました。私も将来先輩方のように後輩に語りたいと思いました。
私の出身地は山梨県で、高校生のときにちょうど山梨県がインドネシアとの交流に力を入れ始めたので興味を持ち、拓殖大学でインドネシア語を勉強しようと思い入学しました。大学で、インドネシア独立戦争でインドネシア人と共に戦った日本兵の話や拓殖大学を卒業した先輩方がインドネシアで活躍されている話を聞いて、私もインドネシアに関係がある仕事に就きたいと思いました。今回2人の先輩(市原和雄 先輩81期、片岡 昭行 先輩 92期)に出会えたことは、私にとってこれからの自分自身を成長させるものでもあったので大変貴重な経験となりました。これを機にさらなる努力を重ね、邁進してまいります。ありがとうございました。
市原先輩はインドネシアで食品総合卸業を経営し、またJCC(ジャカルタジャパンクラブ)も創立し、空手道部で指導をしています。市原先輩とは2年前に参加したインドネシア短期研修のとき、学友会インドネシア支部OB会のときにお会いしました。私も空手の稽古に参加させて頂きました。道場には日本人学校に通う子供たちが稽古をしていて、インドネシアで働いている家族の方とお話することが出来ました。市原先輩は常に目標を掲げ、それに対して努力し続けています。私はまだまだ努力が足りないと思います。私の将来についてのアドバスもしていただいたので、さらに視野を広げてインドネシア全体を見ていきたいと思いました。
片岡先輩は大学時代、インドネシア研究会に所属しており、在学4年次に外務省の在外公館派遣員としてバリ島に勤務し、その後、領事館に勤務しました。私はインドネシア研究会に所属しており、インドネシア研究会の部員とデンパサールへ訪問するという連絡をしました。片岡先輩は私たち後輩のために領事館訪問、総領事のご講義やウダヤナ大学の学生との交流を計画してくださいました。私たちにとってこのような経験は初めてであり、大変貴重な体験ができました。私たち研究会部員も人数がとても少なく、紅陵祭や語劇祭ができるかどうかとても不安な状態であることを相談しましたが、先輩の時代も私たちと同じ人数で受賞していたことを知り、私たちの研究会に対する意識の低さを感じました。私も後輩に指導できるようにこれからさらに勉学に励んでいきたいと思います。