優勝候補東海大に敗れる

 

ラグビー東海大戦①

9月22日(火)秩父宮
拓大 17-61 東海大

公式戦第二戦は、2年ぶりの秩父宮ラグビー場に前節同様優勝候補の東海大学との試合となりました。秩父宮ラグビー場は日本のラグビーの聖地であり、ラグビープレイヤーならば、誰もがここでプレーすることを憧れるスタジアムです。当日は、秋晴れの爽やかな陽気は拓大の勝利をも感じさせるものでした。

ラグビーの試合は、試合開始の10分間の戦いが重要です。拓大は、その10分をなんとか持ち堪えましたが、地力に勝る東海大学に前半11分、最初のトライを喫します。その後、3本のトライを奪われ前半を0-28で折り返します。

後半も開始早々2分と6分に得点され0-42となり、このまま無得点で試合が終わってしまうのかという思いがよぎった後半11分、相手ゴール前のラインアウトから、こぼれ球をシオネが拾って待望のトライを奪います。その後も強敵相手に2本のトライを返し、試合終了間際も相手ゴール前まで攻め込みます。しかし、誠に残念ながら力及ばず試合終了となりました。

結果は17-61。前半に得点していれば、ゲーム展開も変わったかもしれません。敗れはしたものの拓大の得点シーンは、日頃の練習成果がでており、今後の試合に繋がるものでした。

この試合で特筆すべきは、秩父宮で公式戦デビューとなったSH富澤篤(1年―深谷)が物怖じせず、テンポの良いパス回しで、上手にゲームメイクしていたところ、そして、前節に続いて途中からの出場ではあったものの、後半35分には、鹿野内蓮(1年―遠軽)が、久我太士(4年―東京)のトライに結びつく突破を見せてくれました。この1年生二人の活躍は、次の試合に向けての明るい材料の一つでありました。

次節の大東文化大学は、既に対戦した流通経済大学、東海大学と比べると幾分戦力は劣るものと考えられます。次の試合では、是非、今季初勝利をものにしてもらいたいものです。

本日の試合も多くのOBとご父兄の応援をいただきました。厚く御礼申し上げます。

学友会監事・ラグビー部OB 村松芳弘(84期)

ラグビー東海大戦②ラグビー東海大戦③