埼玉県西部支部総会

 

平成25年度埼玉県西部支部総会①

埼玉県西部支部は、平成26年支部総会、新春懇親会を2月8日(土)記録的豪雪の最中「狭山東武サロン」において45人の参加をいただき開催しました。

講演会講師として下條正男拓大教授、またご来賓として学友会から井上康信副会長(73期)、山﨑松惠群馬県支部長(59期)、田中栄一埼玉県南部支部長(67期)、柿木左近埼玉県北部前支部長(67期)、岡田一美千葉県東葛支部長(74期)にご来席いただきました。

総会の司会は岸川時雄(61期)が行い整然と進行しました。会は開会の辞に始まり、国歌「君が代」の斉唱、山田作人(76期)の指揮による校歌の斉唱へと続き、物故者に対して黙祷を捧げました。そのあと佐藤信男支部長(56期)の挨拶がありました。続いてご来賓の井上学友会副会長から赤澤徹学友会会長並びに福田勝幸拓大理事長のご祝辞の代読がありました。

その後、総会議事に入り、議長佐藤支部長のもとで平成25年事業報告、決算報告、監査結果報告、平成26年事業計画案と予算案が審議され、満場一致で承認可決されました。

なお、本総会では役員改選の件が議題となり、支部長と幹事長の新旧交代がありました。佐藤支部長退任挨拶の中では、17年前の本支部創設時の苦労話と経験また県内他支部創設の勧め助言等について思い出深く語り、一同その言葉に深く頷きました。佐藤支部長、長い間お疲れ様でした。

次に総会が終わり第二部の講演に入りました。下條先生から「竹島と日本の領土」と題してご講演をいただきました。内容は朝鮮半島の歴史伝統文化等について、また同半島と拓大との関わり、半島での拓大OBの活躍など詳しくお話を頂きました。短い時間の中で、拓大卒業生でも知りえない貴重なお話しを拝聴し、各自各々が理解することができましたこと、先生に感謝いたします。

次いで石丸和明(82期)の司会進行のもとで懇親会に入りました。佐藤支部長挨拶に続き松井弘之(56期)の豪快な乾杯音頭により開始され、終始和やかで闊達に繰り広げられました。会の進行する中、ご来賓の皆様からそれぞれ力強い有り難いお祝いの言葉をいただきました。

さて、この度の総会は、あいにく雪の中での開催決行でありながら出席予定者57人の8割にあたる45人もの参加をいただきました。出席者の多くから「今回の総会は歴史的なもの、忘れがたいもの」と言う言葉が自然と発せられました。家から会場まで5時間を要した人、帰路に実に10時間を要した人(岡田一美、千葉県東葛支部長など)も多かったにもかかわらず、豪雪と酷寒に遭遇し想像を絶する辛酸を味わいながらも本総会に出席していただいた拓大教授、ご来賓の皆様、支部会員諸兄に対して本支部長及び開催ブロック担当者一同心から深く謝意と敬意を表し、お礼申し上げる次第であります。

散会後の二次会は、降雪の中、井上学友会副会長をはじめ20人の参加をいただき、楽しく和やかに行われ、出席者学友の帰途の安全を祈りつつお開きとなりました。

さて、今回の総会を省みて強く感銘した事は、出席者各位の約束を守る誠意と心意気及び苦難に屈しない気骨、固い義理人情、お互いを尊重し合う姿勢等々、その結束力の強さに心を打たれました。拓大歌集にある「人を恋うる歌」の一節「義のある所火をも踏む」の心を実践躬行する真の姿を見た感がいたします。この精神を後輩諸兄に受け継いでもらいたいと思う次第であります。

やはり、拓大魂心意気は永遠に不滅です。母校の益々の発展を祈ります。

三井利男(59期)

新支部長 山口聰(左)

新支部長 山口聰(左)

下條正男教授

下條正男教授