第28回「開拓科20期会」

   2014/03/24

第28回開拓科20期会

今年も熱海にて開催

梅雨入りの6月2日、熱海市「新かどや」にて「開拓科20期会」が開催された。

思えば、昭和40年6月に渋谷の「鳥八」で「開拓科20期会」が開催されてから延々と続いている。

昭和45年6月の「鳥八」で開催された「開拓科20期会」には、気仙沼から菊田栄男、佐藤順治、福島県川俣町から氏家伝、東京および東京近郊から為我井耐、高橋潤一郎、山岡影信、安田武雄、大原三五、落合文夫、長谷川敏夫、佐藤新平、関根和夫の12人であった。

昭和61年5月、菊田栄男(平成9年3月逝去)の故郷である気仙沼市大島での一泊旅行(17人参加)に始まり、今年で28回目となる。

この間、平成4年6月の宮城県遠刈田温泉(昭和20年初夏「農兵隊」の幹部となるべく我々開拓科の学生が短期教育を受けた)での開催では最多の29人が参加した。北は、気仙沼の菊田栄男、佐藤順治、西は、京都の三好英之助、大阪の島村南海雄、神戸の石原琢、姫路の国末克士、黒部の西村嘉久治、南は、都城の青屋彰の名前があるのが懐かしいが、この内、生存するのが石原琢一人では寂しい。

今回の参加者は、新潟県糸魚川市からの高野順一と東京から阪口一郎、松山文雄、関根一夫の4人で、昨年は神戸から出席した石原琢が外出が儘ならず涙の欠席であった。

当日は、学友会本部から頂戴した「茗荷谷たより」その他印刷物から関根が今日の大学および学友会の現状を説明し、物珍しく耳を傾ける内に日が暮れる。

夜は、熱海のキレイどころのお酌で、黄泉に先立った学友の思い出話を語る。

年齢とともに熱海も遠くなり、来年は東京での開催を決めて散会となる。

関根一夫 記