全期別代表幹事会議が開催される

   2014/05/05

平成21年度全期別代表幹事会議①

平成21年9月13日に全期別代表幹事会議が開催されました。本会議は、全世代(学部47期~102期)の期別代表幹事が一堂に会し、意見交換すると言う初ての試みとして開催されたものです。当日は長老の専門部20期、学部47期の代表幹事 川村雅章先輩から、若手は102期の代表幹事 中泉知也氏まで、36人が出席し、55歳の年齢差を全く感じさせない、有意義な会議となりました。

まず、松村学友会長が挨拶され、学友会百周年記念式典に対するご協力のお願いと、各期別の結束強化の必要性を説明され、その後、早速会議に入った。議事の進行役として、猪瀬副会長が座長を努め、テーマを掲げて各期別代表の方々に意見を求めるという「討論会形式」で会議は進められた。その会議の要旨については下記のとおり。

熱心な討議の後は、茗渓会館に於いて懇親会が開催され、それぞれの年代の学生時代の様子などを話しながら、20代から80代までの代表幹事が垣根を越えて談笑し、和気藹々の中で全期別代表幹事会議が終了した。

<記>

まず座長は、去る平成21年5月17日の代議員総会において「会則改定」に伴う議案に対し、修正動議として「現在の代議員資格が期別代表幹事と支部長に与えられているが、これを支部長のみとする」旨の提案があったことについて説明し、その理由として以下の二点が上げられたため、この点について意見を求めた。

  1. 代表幹事はどのように選出されているのかが明確ではない。
  2. 同期会は関東の一部の者だけで開催しているだけであり、同期全体に案内が行っていないと思われる。また、若い世代では、同期会を開催していない期もある。

各期別代表からは概ね以下のような意見が述べられた。

1について

  • 学生時代の卒業時に大学の学生主事から指名を受け、その後の同期会でも継続的に再任されて今日まできている。しかし、同期会をやる度に交代を申し出ているが、皆さんから、続けてほしいと懇願されてやってきている。愛校心、同期への熱い友情がない者は代表幹事などはできない。個人が時間と費用を犠牲にしながら、同期会を維持している(60期代)(70期代)及び(80期代)
  • 90期以降は、90~107期まで全体で集まっている。それでも人数は少ないが、その時に代表幹事を決めた(100期代)
  • 代表幹事の選出方法などは、全く問題ではない。むしろ、同期の全員がお願いしてやってもらっているのが現状であり感謝されている。それだけの信頼関係は自然と出来上がっている(70期代)
  • 世話人からの推薦があり、全員に葉書を出して代表幹事を承認してもらった(70期代)
  • 八王子の5学部が横一線で代表幹事を選ぶのは難しいのではないか。大学がやるか、先輩たちがやるか、いずれにしても将来の学友会を支える期別代表の選出をしっかり考えるべきだ(60期代)

2について

  • 過去に、何回か同期全体に案内を出したことがあるが、1,500通出しても返事が返ってくるのは200通程度であり、郵券代が大きな負担となる中で、返信もない者に毎回案内状を送付するのは無駄である。支部だって、支部内の全員に案内しているわけではないと思う(60期代)
  • 本部への届け出はしていないが、毎年開催している。茗荷谷だよりに載らないからといって、一度も開催していないわけではない。誤解のないようにしてほしい(50期代)
  • 毎回は無理だが、5~6年に一度は全体に案内している
  • 期別こそがオール拓大であり、支部は地域ごとの組織である。代議員資格が支部長だけでいいと言う意見がどうして出たのかわからない(60期代)
  • 縦の支部組織と横の期別組織が、縦、横にしっかりと組み込まれて初めて強固なものとなる。それを理解すべきだ(60期代)
  • 我々は、80歳ということもあって、数も少ないから全員に案内を出している(40期代)

続いて、座長から「期別組織の今後の役割と方向」について意見を求めたところ、以下の意見があり討論した。

  • 大学と共催のような形で、期別を中心とした<ホームカミングデイ>を開催したら、どうか(60期代)及び(70期代)
  • 毎年、全国支部長会議が開催されているのと同様に、この全期別代表幹事会議を年一回は開催してしい。期別組織の強化に必要と思う。(60期代)
  • 5年に一回程度は、各期別の卒業者全員に案内状を発送することとし、その同期会については、本部が郵券代と発送作業を支援してほしい(50期代)(60期代)(70期代)及び(80期代)
  • 毎年一回は期別会を開催するよう本部が指導していってほしい。しかし、通常の期別会はこれまでどおり一部の同期(過去に出席したことがある者、出欠の返信が必ずある者等)には案内するが、その他の同期には茗荷谷だよりに掲載しすることで知らしめる(70期代)
  • 郵券代などの支援をするにあたっては、同期会の開催後に簡単な報告書を本部に提出することを義務づけたらどうか(60期代)
  • 終身会員制度が導入され、期別の役割はますます重要になる。なぜなら25年春の卒業生は全員が学友会への会費納入者であり、その期別会は重要な意味を持つと思われる
  • 90期以降の若いOBは愛校心が薄く、特に八王子キャンパスだけで卒業したOBは学友会などに興味を示さない傾向にある。この若いOBを取り込むためには、このような全期別代表幹事会議が必要だ(70期代)
  • 若い会員が極端に少ないため、支部組織は衰退していくと思われる。老いも若きもすべての年代を網羅した期別の活性化こそが将来の学友会を支えるのではないか(60期代)

以上のような意見交換がなされ、本部より「今日の皆様からお聞かせ頂いた貴重なご意見は、今後慎重に検討しご期待に添うよう努力する」旨のまとめがあり、全期別代表幹事会議は終了し、その後懇親会に移った。

平成21年度全期別代表幹事会議②平成21年度全期別代表幹事会議③