(既報)相撲部団体優勝の続報
個人も拓大同士の決勝になるところだった 森本(4年)、山本(3年)惜しくも3位
(承前)7月号に喜んで第88回東日本学生相撲選手権大会(6月7日、国技館)45年ぶり13度目優勝の記事を書いたはいいが、これでは片手落ちでした。続いて行われた個人戦のニュースが欠落しておりました。どうしてこんなことになったか?と言うと、西側で拓大旗を支えていた赤澤徹先輩(56期)たちと、団体戦優勝祝杯を挙げに大喜びで外出してしまったからです。「ところで個人戦はどうなったかな?」と気が付いたころにはもう遅く、大会は終わっていたようです。そこで最後まで残って取材していた宮澤先輩に私どもの後始末をお願いした次第。
学友会体育支援委員会・大山展生 69期
団体戦に続く個人戦は111人がABCD計4組に分かれて予選トーナメント。拓大は前年まで団体戦で活躍してくれた秘蔵の渋谷和彦3段(3年、鳥取城北)はじめ計7人が出場した。A組渋谷は初戦中野(法大)から秋津(東医大)、川端(早大)を連覇したもののラストでアンコの金井(明大)に押し出しで惜敗。
B組山本祐斗3段(3年、金沢学院東)は4人目、くせ者の明月院(日体大)に立ち会い突き落としで快勝した。D組森本太郎3段(4年、埼玉栄)も3人目の佐久間4段(日大3年)西土俵ぎわ投げの打ち合いに勝って左上手投げに破った。4人目園田(東農大)にも鎧袖一触の押し出し。
決勝トーナメント1回戦
山口(日大) はたきこみ 金井(明大)
山本(拓大) おしだし 冨田(日大)
大崎(明大) 上手ひねり 薄(東農大)
森本(拓大) つりだし 木村(東洋大)
同準決勝
山口 つきだし 山本
大崎 かけなげ 森本
同決勝
山口 はたきこみ 大崎
森本は2年連続の3位で、さぞくやしかったろう。拓大同士で1、2位を占めたかも…とも思った。舛田守監督(元関脇舛田山、千賀ノ浦親方の弟)いわく、「欲を出してはいけません。神様にしかられます」。ちなみに7月20日付日本経済新聞(文化面)に同親方の名コラム登場。